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雪解けの豪雪地帯

3 May. 2008
天気 晴れ
気分・体調 すっきり
所在地 新潟県柏崎市
移動距離 308km
行動範囲地図 行程表
  • 関越トンネル

    関越トンネル

    いよいよGWも後半がスタート。今年のGWは間に平日があって飛び石になっちゃったのよね。そんなわけであまり遠くには行けそうもないけど、出かけないわけにはいかない。混雑はするけど、いつでも出かけられるわけではないからね。そんなわけで向かったのは関越道。さすがに渋滞しているなと思ったら藤岡JCTを過ぎたら意外と空いているぞ。まずは関越トンネルでスイーッとな。

  • 松之山スキー場

    松之山スキー場

    そして辿り着いたのは松之山温泉スキー場。関越道を石打で降りて、ひと山越えたところ。スキー場だけど別にスキーをするわけではないですぞ。ただ単に春のスキー場を見たかっただけ。雪は予想していたよりずっと少なくて、リフトの手前に氷河のように滑り降りてきた塊があるだけ。寂しいね。

  • ふきのとう

    ふきのとう

    雪の塊のすぐ脇にはふきのとうが芽吹いているぞ。なんか春が来たって感じだね。今日はポカポカ陽気なので、どんどん雪がとけていくぞ。というか、ポカポカどころか陽射しは暑いくらい。すでに気温も20度を超え、さらに上昇しそうな雰囲気。夏日になるのかな。

  • 翠の湯

    翠の湯

    そして最初に向かったのは、松之山温泉の少し外れにある兎口温泉にある翠の湯という露天風呂。共同浴場なんだけど、露天風呂しかないぞ。すぐ下の旅館が受付をしている。湯は真っ赤に染まった濃厚な湯。しかも塩辛くて、油の臭いもプンプンただよう。すごく大らかな露天で、男湯は外から丸見えに近いぞ。

  • 不動滝

    不動滝

    温泉で温まったところで、温泉街に入っていくと、これがまたけっこう賑わいをみせているぞ。さすがはGWだね。スキーのシーズンでもないし、避暑にはまだ早いのでもっと寂しい感じを想像してたけど、けっこう人が多くてびっくり。ここの温泉街の共同浴場にも入ろうかと思ったけど、けっこう混んでいるみたいなのでやめた。そのまま温泉街を突き進むと、大きな滝を発見。不動滝という大きな滝なんだけど、よく見ると岩肌はゴロ太石が埋め込まれた人工の滝のよう。でも、雪解けのシーズンからか、水量も多くて迫力満点。ゴーゴーと流れ、しぶきが飛び散り、見応えは十分だぞ。もともとこの滝はあったのか、それとも水もわざわざ引いてきた完全な人工のものなのかはわからないけど、マイナスイオンもたっぷりだいね。でも、水量が少ない時期だったら、逆に興醒めかもね。

  • 露天からの眺め

    露天からの眺め

    続いて向かったのは山をひとつ越えた湯田温泉「渋海リバーサイドゆのしま」というところ。山ひとつといっても、車で10分くらいの近いところなんだけどね。それがまた山間の田園地帯にポツンとある感じの長閑なところ。松之山温泉は温泉街としても賑わっているのだけど、こちらはこの宿がポツンとあって、あとは民家というか集落がちょこちょこっとあるだけなので、非常に長閑な雰囲気。この時期、ほとんど客なんか来ないのかと思ったら、けっこう人気のようで入浴客も頻繁に訪れているぞ。さっそく浴場に行ってみると、露天はちょっと狭いけど、田畑が眺められて、なんとも不思議な光景。立ち上がると裏の畑から丸見えな気もするけど、それもまた大らかな旅の気分って感じでいいのかもね。それにしてものんびりしているなぁ。すっかり、くつろぎモードに入ってしまったぞよ。

  • 残雪と雪解け水

    残雪と雪解け水

    ゆのしまの目の前は渋海川が流れているんだけど、すごく増水しているぞ。雪解け水による増水だね。河原にはまだ雪も残っていて、春が来ているんだなぁという雰囲気がすっごくいい。豪雪地帯って何か独特の雰囲気があり、また農村地帯ののんびりとしたムードが非常にいい感じ。温泉で茹った体を冷ましながら、ついついボーッとしちゃうよね。

  • 雄大な景色

    雄大な景色

    それにしても今日はいい天気。ドライブもいいけど、日焼けしちゃいそうなほど陽射しが強いぞ。そんなわけで続いて芝峠温泉に行くことにした。ここは露天からの見晴らしが抜群のところ。ところがさすがにGWとあって広い駐車場が溢れるほどの人気ぶり。これじゃぁ芋洗いだね。ということで断念。駐車場からの景色もいいですが、露天からはもっといいらしい。むむむ。また来よう。

  • 月湯女荘

    月湯女荘

    地図で次にどこか温泉に行こうと探すと、月湯女温泉というのを発見。なかなか魅力的な名前ですなぁ。そこで向かうと月湯女荘という宿泊もできるドライブインのような施設を発見。さっそく風呂に入ると、ひのきのいい香り。しかしあまり温泉らしくないぞ。どこにも分析表もないしね。あとでネットで調べてみると、どうやら温泉は休止しているそうな。雰囲気も悪くないのに、もったいないなぁ。

  • 国道脇の滝

    国道脇の滝

    国道252号線沿いを走っていると、すぐ脇に風情のある滝を発見。規模は大きくはないものの、なかなかいい感じの滝だぞ。ところがどこにも案内や看板もない。国道脇で見やすいところにあって、見た目も悪くないのに、誰にも見向きされていないような佇まい。地図にも名前はないし、ネットで調べてもわからなかったぞ。名無しの滝なのか?

  • 墓間温泉

    墓間温泉

    地図を頼りに続いて向かったのは墓間温泉。細い山道を入っていった奥にあり、秘湯ムード満点。ところが宿に着くと、なにやら怪しげな雰囲気。なんと営業していなかった。おどろおどろしい名前だし、廃墟もあって、なんか薄気味悪い感じだぞ。ところが源泉は今でも掛け流されているんです。冷たいけどガスをブクブクとだしながら垂れ流し。もったいないなぁ。

  • 岩塚製菓

    岩塚製菓

    国道を長岡方面へと走行中。とても大きな工場を発見。岩塚製菓というらしい。新潟県はさすが米どころ、米菓のメーカーが沢山あるのよね。ただそれだけなら別に大したことではないんだけど、そのすぐ目の前には工場直売所が設けられていたぞ。けっこう人が出入りしているので、人気があるのかしら。ということでちょこっと立ち寄ることにしたぞ。

  • おせんべい

    おせんべい

    直売所はプレハブ小屋のような簡易的で小さなもの。ところが中には大きなビニール袋に詰め込まれた煎餅が沢山並んで売られているぞ。煎餅はそれぞれA級、B級、C級とあって、C級は割れて個別包装もされていないようなもの。これが一番お得なんだけど、C級の棚はほとんど空だった。早い時間に来ないと買えないのかな。といいつつ、ついつい沢山いろんな煎餅を買い込んでしまった。

  • 宝徳山稲荷大社

    宝徳山稲荷大社

    煎餅をたんまりと買い込んでまた車を走らせると、すぐ脇の山に巨大な神社を発見。これがまたとんでもなくデカイぞ。こんな建物がズラッと並んでいるので遠くからも異様な感じで目立っているぞ。さっそくお参りするけど、どこが入口なのか迷うほど。宝徳山稲荷大社というらしい。旅の無事を祈りつつ、このあとは長岡経由で柏崎方面に向かうのであった。明日に備えて今日は早めに就寝だ。