海鮮丼

うずしおクルーズで賑わう港町の食堂

天羽商店

兵庫県南あわじ市福良甲

淡路島の南部、うずしおクルーズの発着港としても人気のある福良港にやってきた。道の駅にもなっているので、土産物屋も充実し、観光客がたくさん訪れるスポットになっている。ちょうど昼時だったので、淡路島っぽいものを求めてブラブラしていたら、気になったはやっぱり海鮮丼。淡路島といえば玉葱が有名なので、最初はそっち方面で探していたのだけど、結局は海鮮丼。道の駅の駐車場脇にいくつかの小さな店舗が並んでいて、そのひとつが天羽商店。店先では干物などを売っていて、中は食堂っぽくなっているようだ。タイムサービスで海鮮丼が安くなっているというので、それに釣られて入ってしまった。ほどなくして料理が運ばれてくると、それは予想外に小さな印象を受けた。どんぶりとはいっても、小さめのミニどんぶり。そこに海鮮がびっしりと並べられていた。見た目のボリューム感は少なめだが、ネタは輝いていて、彩り的にはカラフルな印象。ネタは何種類あるのだろう、マグロや鯛、サーモン、ブリなどをはじめ、有頭えびが一匹と、いくらが散らばっている感じ。ネタは薄めだけど、鮮度は悪くはなさそう。あっさりとした感じかな。食べ進めていくと、底はけっこう深めなのでごはんが多い。やや固めのご飯だけど、どんぶりには少し固めぐらいの飯がちょうどいいと思うのでよし。そしてさらに食べ続けていて気付いたのは、ごはんがなかなか減らない。見た目は小さく感じてはいたものの、器の深さめいっぱいにごはんがあり、表面もネタが覆っているので、見た目の印象以上にボリューミーってこと。食後はそれなりに満腹感があったぞ。

2018.08