刺身定食

新鮮な食感が楽しくて美味しい

いけす料理ろばた焼　網元

長崎県島原市高島

魚の美味しい地域って本当に羨ましい。魚好きなので、ついつい沿岸部に行くと魚を食べてしまう。今回は春の陽気に誘われて島原半島にやってきた。長崎県はどこにいっても魚が美味しいので、どうせなら地魚を食べられるような店がいいなと探していたところ、国道沿いに雰囲気の良さそうな店を発見。一旦は通り過ぎてしまったのですが、ちょうど第二駐車場を見つけたのでそこにクルマを停めて行ってみた。雰囲気的には少し高そうなイメージがあったのですが、ランチ時だったこともありランチメニューが掲げられていて、どれもリーズナブルな料金です。さっそく中に入ると、高級割烹料理店のようにやはりなかなか良さそうな雰囲気がある。カウンター席に案内されたけど、このカウンター席も広くてゆったりとしている。そしてどれにしようか悩んだ挙句、「刺身定食」にしてみた。そして運ばれてきたものは、非常に鮮やか。彩りもいいし綺麗だし、品数も多いのでとっても華やかだ。何よりもボリュームもあるのが嬉しい。お膳には刺身盛りをはじめ、やっこ、ミニサラダ、小鉢、香物、味噌汁とごはん。とにかく刺身盛りが豪華だ。どこから手をつけようか迷ってしまうくらいだ。さっそく食べてみると、どの刺身もコリコリとした食感が半端ない。切り身もわりと大きめで、歯応えが強いので、すごく食べ応えがあるぞ。イカもタコも鯛も貝も、どれもコリコリした噛み応えのある弾力。銀色のは太刀魚かなぁ？こっちのコリコリはヒラマサかなぁ？などと普段は食べ慣れない食材に大興奮。どれも新鮮な証拠だ。特に端にあった白い刺身の弾力が強かった。とにかく歯切れが悪く、コリコリというよりゴリゴリとしているけど、ジュワッと旨味もすごい。店員にこれは何ですかと訊ねてみると、「ヒラメの縁側」だとのこと。ああ、なるほどと思ったけど、今までに知っていた弾力以上のものがあり、改めてこの店の食材に感激させられた。最後には、食べ終わるのが惜しく感じるほど、美味くて大満足。非常にコストパフォーマンスのいいランチだった。

2021.04