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和歌山県

しらはまおんせん・さきのゆろてんぶろ

白浜温泉・崎の湯露天風呂

日本三古湯のひとつ、歴史の重みを感じられる露天風呂
紀伊半島の南部にある白浜は、温泉あり、歴史あり、ビーチあり、景色ありのリゾート地として人気が高いスポットです。関西圏とはいえ、やはり大阪からでもけっこう距離があります。それなのに人気があるということは、それだけ魅力的なスポットということです。それは現代人だけでなく、実は古代から人々はこの白浜温泉に魅了されてきたようです。この白浜温泉は道後温泉、有馬温泉と並んで日本三古湯のひとつとして数えられていて、「日本書紀」や「万葉集」にも登場する歴史ある温泉なのです。その白浜温泉発祥の地とされているのが、海岸沿いにある「崎の湯」です。本当に海岸そのままが湯舟になっているので、とてもワイルドな雰囲気を楽しむことができことが売りになっています。その歴史的温泉に入ろうと訪れてみました。とても久しぶりに訪れたのですが、以前は無料開放されていたものが、いつの間にやら有料施設となっていました。多少のリニューアルはされているものの、雰囲気は昔と変わっていないようにでホッとしました。脱衣所はとても簡易的で、木造の扉付きの棚となっていました。鍵はかからないので、貴重品は持ち込まず、クルマに置いておくようにとの指示がありました。脱衣所を抜けるともうそこは湯舟です。いや、湯舟ですというよりも「海岸」です。荒々しい岩場の海岸なんですが、そこに湯が流れているのです。まずは手前の窪みに岩から流れ落ちてくる湯舟があり、その先にもうひとつ湯舟がありました。岩場をくりぬいたような感じではありますが、とてもいびつな形をしていて、本当にワイルドです。細長い湯舟で湯の流れ出ているところが、滝つぼのように少し深くなっています。以前はこの深さがもっとあった気がしたのですが、今回は底の部分が平らに整備されていました。少し熱めの湯ですが、こちらの温度も以前は触れないほどの熱湯だったのですが、触ってもまったく平気なくらいぬるい湯となっていました。温度管理もしっかりとされているのでしょう。そしてこのオーバーフローがその先の湯舟に流れているのでしょうか、さらに海側の湯舟へと流れているようです。海側の湯舟はもうほとんど海岸です。しっかりと湯舟にはなっていますが、立ち上がるとそこは海岸の一部です。すぐ裏にあるホテルからも丸見え、海や堤防からも丸見え、海に突き出た海中展望塔からも丸見え、だってもうそこは海で、波しぶきがかかるほどの場所なのです。もちろん、女性側はそれなりに囲まれていて、さすがに丸見えってことはないでしょうが、とにかくワイルドな雰囲気は十分に味わえると思います。お湯はほとんど無色透明でしたが、微妙に濁りがあるというか、透明度が少しだけ低くなっていました。また、マイルドながらも塩味を感じます。個性的な湯だというのは変わりないようです。そんな、ワイルドで歴史の長い湯に是非とも浸かってみてください。
掲載: 2022/03/27
Data
  1. 所在地:和歌山県西牟婁郡白浜町
  2. 源泉名:行幸源泉
  3. 入浴 :2021年7月
  4. 泉質 :ナトリウム-塩化物泉
  5. 泉温 :源泉78.0度
  6. 形態 :露天風呂 男女別
  7. 効能 :神経痛、関節痛、慢性皮膚病、婦人病など
  8. 露天風呂:あり
  9. 脱衣所:あり
  10. 開放度:☆☆☆☆☆
  11. 清潔度:☆☆
  12. 気軽度:☆☆☆
  13. 野趣度:☆☆☆☆
  14. 異色度:☆☆☆☆☆
  15. 人気度:☆☆☆☆
  16. 景色 :☆☆☆☆
  17. 総合評価:☆☆☆☆