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愛媛県

ほんたにおんせん・とうよしほんたにおんせんかん

本谷温泉・東予市本谷温泉館

湯舟の底まで木造にこだわった優雅な温泉
本谷温泉は1300年以上もの歴史がある温泉ということで、34代舒明天皇や、37代斉明天皇が湯治されたという言い伝えがあり、古くから松山の道後温泉、玉川の鈍川温泉と並んで「伊予三湯」と呼ばれている名湯です。この本谷温泉館はそれに比べずいぶんと新しい施設だけど超人気の市営日帰り温泉施設です。まわりを山々に囲まれ本谷公園の片隅にポツンとある静かな立地ですが、建物も大きく吹き抜けになったロビーは大きなペンション的な雰囲気がありました。フロントで入浴券を購入して中に入ると、「岩風呂」と「木肌風呂」の二種類の浴室がありましたが、定期的に男女入れ替え制(一週間単位?)になっているので、どちらか一方づつの入浴になります。今回は木肌風呂に入浴することになりました。脱衣所はとても綺麗で清潔感溢れていていいのですが、思いのほか狭く混雑しているときにはちょっと大変です。浴室も大きく20人ほどが入れる湯舟がありますが、混んでいるからそう感じるのか割と狭く感じました。でもさすがに木肌風呂という名称だけあって木の温もりが優しい湯舟はとても気持ちがいいものです。湯舟の底まで木の板が敷いてあり、ちょっとゴージャス気分です。温泉は無色透明で無味無臭の湯ですが、サラッとしていてこれもまた気持ちがいいものです。浴室の一角にはポリバスがポツンと置かれ周りをカーテンで仕切った水風呂がありました。サウナがあるので水風呂は当然あってもおかしくはないのですが、なんかとても不自然な感じです。設計ミスか何かであとから強引に水風呂を作ったんじゃないかと変な詮索をしてしまいます。サウナは高温サウナで4〜5人ほどしか入れませんが、これもまた気持ちがいいです。サウナ好きにとっては温泉で汗を流してサウナでも汗を流すというWの快感です。人気があり混みあうので、平日の昼間に訪れてみるのがベストかもしれません。
掲載: 2002/04/01
Data
  1. 所在地:愛媛県東予市河之内
  2. 源泉名:三芳鉱泉一号泉・二号泉
  3. 入浴 :2000年11月
  4. 泉質 :低張性アルカリ性冷鉱泉
  5. 泉温 :源泉19.6度 使用位置42.0度
  6. PH :9.2
  7. ラドン含有量:1.5×10-10 ci/kg
  8. 形態 :公衆浴場 男女別
  9. 効能 :神経痛、筋肉痛、関節炎、五十肩、うちみなど
  10. 清潔度:☆☆☆☆
  11. 気軽度:☆☆☆☆
  12. 人気度:☆☆☆☆☆
  13. 総合評価:☆☆☆