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北海道

かやぬまおんせん・いこいのいえかやぬま

茅沼温泉・憩の家かや沼

釧路湿原とレジャーでたっぷり観光、温泉でたっぷり癒し
釧路湿原国立公園、シラルトロ湖畔にある町営の温泉宿が茅沼温泉「憩いの家かや沼」です。シラルトロ湖といえば丹頂鶴の生息地として有名で、自然豊かなところです。宿周辺はキャンプ場やサイクリング道、パターゴルフやカヌー体験ができるレジャースポットになっていて、1日遊んだ後に宿泊、または日帰りで温泉入浴が楽しめるポイントになっています。温泉浴場はわりと広くいくつもの湯舟が並んでいます。入ってすぐ手前にあるのは「源泉の湯」です。その名のとおり源泉から直に注がれているそうで45度〜46度とかなり熱い湯になっていました。掛け湯などをガンガンして体が馴染めばなんとか入れますが、なかなか入りづらいものです。熱い湯が好みの人にとってはいい感じではないでしょうか。それからその手前には「癒しの湯」がありました。浅めの湯舟で温度も42度〜43度となかなか適温で半身浴に最適です。ゆっくり入れるのでまさに癒される気分です。その隣に「打たせ湯」がありました。そこには浴場の湯はすべて循環無しの源泉100パーセント使用ということで飲用できますと書いてありましたが、飲むときには口をあけて上を向けばいいのかな?コップですくおうにも勢いが強すぎてちっとも入りません。(笑)なんとか苦心して飲んでみるとしっかりとした塩味を感じますが海水というイメージではなく薄い食塩水程度のものでした。打たせ湯の対岸には広めの「岩風呂」がありました。温度も40度〜42度と快適温度でゆったりしています。ここのメインの湯舟といった感じでした。湯は無色透明で透き通っていて、塩分は含んでいるけれどもサラッとした感じの湯です。大きなガラス窓をはさんで外にあるのが「露天風呂」です。檜の丸太で囲まれ、湯舟の底まで木のぬくもりで包まれているのがとても柔らかくていいムードです。湯舟の外側には木の腰掛けもあって火照った体を冷ましながら気持ちよく利用することができます。埼玉の方で毎年ここに来るという方に出逢い、つくづく人気のあるところだなと感じました。
掲載: 2003/05/24
Data
  1. 所在地:北海道川上郡標茶町字茅沼
  2. 入浴 :2002年8月
  3. 泉質 :ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性等張性高温泉)
  4. 泉温 :源泉47.2度
  5. 湧出量:毎分450リットル
  6. 形態 :温泉宿泊施設 男女別
  7. 効能 :神経痛、関節痛、運動麻痺、慢性皮膚病、慢性消化器病など
  8. 露天風呂:あり
  9. 開放度:☆☆☆
  10. 清潔度:☆☆☆☆☆
  11. 気軽度:☆☆☆
  12. 穴場度:☆☆
  13. 秘湯度:☆☆☆
  14. 景色 :☆☆☆☆
  15. 総合評価:☆☆☆