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新潟県

きらおんせん・かみせききょうどうよくじょう

雲母温泉・上関共同浴場

湯けむりがキラキラ輝く素朴な温泉
えちごせきかわ温泉郷にある温泉郷のひとつで、国道113号線の道の駅「関川 桂の関」からほんの少し東側にある小さな温泉地が雲母温泉です。「雲母」と書いて「きら」と読みます。地名の由来は諸説あるみたいでその1つを紹介すると、この辺一帯は花崗岩がよく見られるのだそうです。花崗岩には雲母(うんも)というキラキラした結晶が見られます。雲母のことは「きらら」と呼ばれますが、それが縮まって「きら」になったということです。地名から名づけられた温泉とはいえ、「きらおんせん」なんてなかなか惹かれる名前ですよね。上関共同浴場は国道のすぐ脇にある小さな共同浴場ですが、あまりにも素朴な佇まいなので少々見つけづらいかもしれません。素朴というよりはむしろ古びたという表現の方が合っているのかもしれませんが、それがまたローカルな雰囲気で魅力を感じます。ここには駐車場がないので村民会館の駐車場を利用しましょう。正面には受付がありますがほとんど無人のようで、入口の料金箱に利用者各々が料金を入れる仕組みになっていました。一見何の変哲もない料金箱に見えましたがお金を入れたらキンコーンとチャイムが鳴ったのに驚きました。脱衣所は棚が並んでいるだけで非常に質素です。また飲料水と書かれた水道が隅にありました。浴室の水は飲用には適さないのだそうです。浴室は全体的に黒いタイルの小ぢんまりとしたものです。だけど窓も大きいので外の明りが射しこむのでそんなに暗い印象はありませんでした。浴室内は男女間を仕切る壁がくもりガラスになっていました。透けることはないのですが気配は感じるし声が筒抜けなので、隣にいる地元のおばあさんたちと混浴しているような気分になりました。けっこう長閑な光景ですね。湯舟には無色透明の湯が溢れていますが、これがまたけっこう熱いです。温度を計ったら46.5度もありました。まずは全身に何度も掛け湯して体を十分に慣らしてから湯舟に浸かるのですが、それでも手から足の先までじんじんと痺れる熱さです。目覚めの湯として利用するにはかなりいいかもしれませんね。浴室内には壁にある注意書きとは別に札があり、「浴場内の歯みがき禁止」とありました。以前に何かトラブルでもあったのですかね。ちょっと気になりました。浴後はさすがになかなか汗が止まりません。脱衣所に扇風機はなかったのですが団扇(うちわ)がいくつか用意されていたので少し落ち着くまで涼しみました。初めて来た場所なのに何故かホッとする温泉でした。
掲載: 2004/01/18
Data
  1. 所在地:新潟県岩船郡関川村
  2. 入浴 :2003年8月
  3. 泉質 :芒硝カルシウム含有弱アルカリ性塩泉
  4. 泉温 :源泉62度
  5. 形態 :共同浴場 男女別
  6. 効能 :慢性関節リュウマチ、神経痛、胃腸病、創傷、通風など
  7. 露天風呂:なし
  8. 開放度:☆
  9. 清潔度:☆☆
  10. 気軽度:☆☆
  11. 下町度:☆☆☆☆
  12. 穴場度:☆☆
  13. 鄙び度:☆☆☆☆
  14. 秘湯度:☆☆☆
  15. 素朴度:☆☆☆☆
  16. 景色 :☆
  17. 総合評価:☆☆☆