岡山県

わけうがいだにおんせん

和気鵜飼谷温泉

日曜市も大人気、優雅なホテルの温泉
和気町は奈良・平安時代に栄えた豪族の和気氏によって治められたという歴史のある町です。和気鵜飼谷温泉は和気町の郊外、吉井川の近くにある温泉です。平成5年にボーリングして見つかったということで、わりと新しい温泉です。源泉温度が40度あるそうで、冷鉱泉が多い岡山県では珍しく高温の温泉なのです。一帯は田園地帯で背後には山が迫り、静かな場所にポツンとあるのですが、とても大きくて近代的な施設で、豪華なホテルだなぁといった印象を受けました。ここは温泉以外にもテニスコートや温水プール、屋内ゲートボール場などのスポーツ施設や、研修室や会議室などの文化施設、ハーブの栽培園などもある複合施設となっていました。まるで一時期流行った会員制のリゾートホテルのような雰囲気があります。ここの温泉は宿泊者以外の人も利用できるので、日帰り温泉施設としても利用価値が高いようです。けっこう沢山の人が訪れていました。エントランスホールの正面にはフロントがありますが浴室は階下にあり、エレベータか階段で下りていくと入浴専用の受付がありました。受付の前にシューズロッカーがあるので、券売機で購入した入浴券とシューズロッカーの鍵を受付に渡すと、脱衣所のロッカーの鍵が渡されるシステムになっていました。受付からさらに正面の廊下を進んだところに男女浴場の入口がありました。入口正面には温泉分析表も大きく掲げられています。脱衣所にはロッカーが並び洗面台は整髪料なども用意されています。清潔的で今どきの設備といったところでしょう。浴室は内湯と露天風呂があり、内湯は一部に気泡浴のついた大きな湯舟とテレビ付きのサウナと水風呂、そして2名〜3名ほど入れる小さな薬湯がありました。大きな湯舟は御影石の浴槽ですが、窓側に丸太が横に延びていて枕のようになっていました。湯は無色透明でややカルキ臭があり特に浴感もなく少し物足りない気もします。薬湯は「本草閣漢方薬湯」と書かれていてほうじ茶色をした湯がありました。湯舟には薬草の詰まった布袋が浮いていて、けっこう強烈な臭いがあります。薬草風呂とか言いながら合成入浴剤を使用しているところも多い中、本物の薬草を利用しているのは本当に効果がありそうでいいものです。外の露天風呂は庭園にある大きな岩風呂です。全体的にやや浅めの湯舟ですが奥の方が少しだけ深さがあるようです。露天の脇には打たせ湯もあります。内湯はオーソドックスなタイル張りでちょっと寂しい気もしましたが、露天風呂は裏山の木々や庭園と巨石が並ぶ様などはなかなか情緒があり、雰囲気は気に入りました。でもやはりカルキ臭がキツすぎるのが難点です。浴後は受付の前に畳敷きのちょっとした休憩室もあります。休憩所を利用するには脱衣所のロッカーの鍵を返却してからになるので事実上、再入浴は不可のようです。日曜日には駐車場の脇で地元の野菜や特産品を直売する日曜市も開かれています。けっこう安いので、この日曜市だけを目的に訪れている人も多いようでした。
掲載: 2005/01/30
Data
  1. 所在地:岡山県和気郡和気町益原
  2. 入浴 :2003年12月
  3. 泉質 :アルカリ性単純温泉
  4. 泉温 :源泉39.5度
  5. 湧出量:日量150トン
  6. PH :9.5
  7. 形態 :温泉宿泊施設 男女別
  8. 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病など
  9. 露天風呂:あり
  10. 開放度:☆☆☆
  11. 清潔度:☆☆☆☆☆
  12. 気軽度:☆☆☆
  13. 景色 :☆☆☆
  14. 総合評価:☆☆