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秋田県

おおゆおんせん・しものゆ

大湯温泉・下の湯

歴史が刻まれた素朴な共同湯
十和田観光の拠点として、また古くから知られる湯治場として知られているのが、大湯温泉です。近くにはストーンサークルで有名な古代の遺跡「大湯環状列石」や、大湯温泉スキー場もあり、観光地としても人気があります。大湯温泉には4つの共同浴場が存在しますが、その中でも歴史のある浴場が河原の湯の国道を挟んで反対側にある、「下の湯」です。大湯温泉街そのものが、わりと地味な雰囲気なので、共同浴場もかなり小ぢんまりとした雰囲気がありました。「下の湯」は文明年間(1469-1487)には既に存在していたというから、まさに大湯温泉の歴史を刻んできた共同浴場なのです。現在の建物はもちろん建て直されているので古くはありません。建物は小さな二階建てで公民館のような雰囲気がありました。建物の前にはブロック塀で囲まれた源泉らしき小屋もありました。浴場の入口前には自動券売機があり、その両脇に男女別の入口があります。入口を入るとすぐに番台となっていました。脱衣所は質素で棚が並んでいるだけです。木製の棚は少し黒光りをしていて年季も感じます。浴室は壁側に湯舟があるだけの、非常にシンプルなものです。全体的に白壁でカランは外壁側に3箇所です。水と湯のカランがあるだけのとても質素なものです。湯舟は奥と手前と2つに区切られていて奥は小さめです。区切られているといっても水面下が区切られているだけで表面は繋がっていました。どちらの湯舟にも蛇口から熱めの源泉が注がれていますが、手前側の大きい湯舟の方は同時に加水もされていたので少しぬる目になっていました。ぬる目といっても大湯温泉は熱いことで有名な温泉です。やはり熱めの湯になっていました。番台のおじさんもこちらが観光客とわかると湯温をとても心配してくれて湯を掻き混ぜてくれたりして温度調節に気を遣っていただきました。とても優しい気配りで、人情の厚さを感じます。ちなみに源泉蛇口の湯の温度は59度もありました。お湯は無色透明ですが、ツルツルとした浴感があってとても気持ちいいです。ごく微妙に硫化水素臭のようなものも感じました。観光客にも開放されている浴場ですが、地元の方々のお風呂的存在なので、マナーを守って気持ちよく利用しましょう。
掲載: 2006/04/22
Data
  1. 所在地:秋田県鹿角市十和田大湯
  2. 入浴 :2004年8月
  3. 泉質 :ナトリウム−塩化物泉
  4. 泉温 :源泉59.8度
  5. PH :7.8
  6. 形態 :公衆浴場 男女別
  7. 効能 :関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病など
  8. 露天風呂:なし
  9. 開放度:☆
  10. 清潔度:☆☆
  11. 気軽度:☆☆
  12. 地元度:☆☆☆☆☆
  13. 鄙び度:☆☆☆
  14. 素朴度:☆☆☆☆☆
  15. 景色 :
  16. 総合評価:☆☆☆