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島根県

ひだおんせん・ゆださんそう「だいよくじょう」

比田温泉・湯田山荘「大浴場」

地元の方々も通う、アットホームな温泉施設
比田温泉は島根県の東部、鳥取県との県境近くの山の中にある温泉施設です。国道432号線から県道258号線に入った通り沿いにありますが、本当に静かな山の中という感じです。県道沿いも所々に集落はあるものの、山に囲まれた自然味いっぱいのところといった印象を受けました。比田温泉湯田山荘は新しく綺麗な建物で、こんな静かな場所なのにちょっと意外な感じがしました。館内に入るとロビーには地元で採れた野菜などがカゴに入れられ売られています。館内はすっかりローカルムードに満ちていました。ロビーの奥には自動券売機があり、日帰り入浴客はそこで入浴券を購入します。入浴券は大浴場と小浴場とで料金が異なるので注意します。そうなのです、浴場は2種類あるのですがそれぞれ別料金になっているのです。普通に入浴するなら同時にいくつも浴場をハシゴすることはないから、その方が経済的なのかもしれませんね。今日は大浴場を選択しました。そのまま廊下を奥に進むと浴場の受付があり広いロビーがありました。その左手側に浴室の入口がありました。脱衣所に入ると目の前が洗面台で左手側に鍵の掛かるロッカーが並んでいます。浴室はわりと広めですが、内湯ということもありかなり蒸しています。右手側にボディソープとリンスインシャンプーの用意された洗い場が並び、左手側から奥にかけて湯舟があります。湯舟は大きいものですがいろいろな細工があり、それに伴い説明書きもそれぞれにありました。まず手前側にはジェットバスが2基、そしてコーナー付近には気泡浴があり、その奥は2基の寝湯です。寝湯は背中と足の裏にジェット噴流がありました。またその隣には高い壁で囲まれたボディシャワーと打たせ湯がそれぞれ1基ずつありました。湯は無色透明でしっとりとした肌触りはあるもののあまり目立った浴感はありません。しかしラジウムを含む泉質であるため、湯舟の装備との相乗効果もあって様々な効果が得られるようです。それから浴室の隅には三人入れば満員の小さな高温サウナと一人でいっぱいの水風呂もありました。まさに小さな健康ランドのように設備が充実していて、山深いところなのにバラエティな浴槽にはびっくりしました。ここは宿泊施設も整っていますが、地元の方々の銭湯のような雰囲気もあり、とてもアットホームな感じの場所でした。
掲載: 2006/08/19
Data
  1. 所在地:島根県安来市広瀬町東比田
  2. 入浴 :2004年11月
  3. 泉質 :含放射能・アルカリ性単純温泉
  4. 泉温 :源泉27.3度
  5. 形態 :温泉宿泊施設 男女別
  6. 効能 :神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばりなど
  7. 露天風呂:なし
  8. 開放度:☆☆
  9. 清潔度:☆☆☆
  10. 気軽度:☆☆☆
  11. 地元度:☆☆☆
  12. 景色 :☆☆
  13. 総合評価:☆☆