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福島県

あなばらおんせん・いづみや

穴原温泉・いづみや

170余年の歴史と伝統を優雅に味わう源泉宿
穴原温泉は飯坂温泉のすぐ北側、摺上川沿いに点在する静かな温泉街です。飯坂温泉は肩を寄せ合うように密集しているのに対して、穴原温泉は緑の多い自然の中に大きなホテルが点在しているので、とってものんびりとした雰囲気があります。穴原温泉「いづみや」は、温泉街の中心地にあり、摺上川沿いに建つ大きな温泉旅館です。この宿の周辺は、穴原温泉の中でも大きなホテルや旅館が密集している地域になっています。いづみやの歴史は古く、江戸時代末期の天保年間に発見された源泉を利用したのが始まりだそうです。現在では鉄筋の大きな旅館となっています。浴室はフロント正面の階段をおりた川沿いにあります。脱衣所はゴザ敷きで、広々としています。壁の貼り紙を読むと、夕刻は浴室に升酒かアイスを持ち込めるサービスもあるそうです。これはなかなか乙なサービスですよね。浴室への扉は2つありました。ひとつは内湯で、もうひとつは露天風呂へと繋がっています。もちろん内湯と露天風呂もつながっているので、そのまま行き来することができます。内湯は内壁側に洗い場があり、川に面したガラス窓側には湯舟があります。湯舟は石材造りで重厚なイメージがありました。湯はどんどん注がれ少しずつ溢れて床を濡らしています。豊富な源泉を惜しみなく利用しているようです。温度もわりとぬる目だったので非常に入りやすい湯でした。湯舟は窓側にあり、その窓ガラスの外には川が流れているのですが、ガラス窓は曇りガラスになっているので景色が見えません。対岸に宿があるので、それを考慮したら致し方ないところですね。ちなみに浴室入口には湯もみ棒がありました。今回は少しぬる目だったので利用する機会はありませんでしたが、熱いときもあるのかもしれないですね。それから浴室の隅には石を積み上げたような蛇口がありました。意味ありげにあるのですが、これは飲泉用なのでしょうか?説明も表示もないのでわかりません。ひねってみるが出てくるのは冷たい水です。しばらく流していても水だったので単なる水道かもしれませんね。露天風呂はゴツゴツした溶岩のような岩を配した岩風呂です。大人が7名ほど入ればいっぱいといった小ぢんまりとしたものですが、野趣的でなかなかいい雰囲気です。こちらは内湯に比べてとても熱い湯でした。熱いときは水で埋めるようにとホースも用意されていましたが、入れないほどの温度ではなかったのでそのまま入りました。少し浸かっているとジワッと汗が出てきて、そこをヒンヤリとした風が吹くのでこれもまた気持ちがいいものです。湯は非常に透明度のある無色透明の湯です。癖は無いのですがサラサラッとしていて気持ちがいい湯でした。露天では手すり越しに河原が見えます。対岸には旅館もあるのですが、旅館から先の上流は森と崖になっているので、なかなかワイルドな景色です。福島市内にいるとは思えないぐらい、すごい山の中にいる気分になりました。混雑してさえいなければのんびりとしていていい温泉だと思います。湯上りには、浴場前の簡易休憩所で「摺上の冷水」または「日替わり冷茶」のサービスがありました。どちらも冷たくてとても美味しかったです。
掲載: 2007/04/01
Data
  1. 所在地:福島県福島市飯坂町湯野湯
  2. 源泉名:穴原温泉 泉屋
  3. 入浴 :2005年10月
  4. 泉質 :硫酸塩泉
  5. 泉温 :源泉63.0度
  6. PH :8.6
  7. 蒸発残留物:964mg/kg
  8. 形態 :温泉旅館 男女別
  9. 効能 :動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童など
  10. 露天風呂:あり
  11. 開放度:☆☆☆
  12. 清潔度:☆☆☆
  13. 気軽度:☆☆
  14. 景色 :☆☆☆
  15. 総合評価:☆☆☆