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福島県

みやしたおんせん・きりのさとくらぶ

宮下温泉・桐の里倶楽部

ゆったりまったりと過ごしたい
宮下温泉は、大谷川が只見川と合流する辺りに湧く小さな温泉街です。JR只見線会津宮下駅がすぐ近くにあり、国道400号線と国道252号線も通り、交通の便もそれほど悪くありません。会津宮下は桐箪笥(きりだんす)などの桐製品の産地としても有名で、小さな町ながらも活気付いた印象を受けました。名産の桐に因んで名付けられた桐の里倶楽部は、国道400号線沿いに建つ日帰り温泉施設です。三角屋根の洒落た造りの木造建築で、一見したところ観光地の食事処か土産物屋のような印象を受け、とても温泉施設のようには見えません。ネーミングもやはり温泉らしくないですよね。入口には大きく「手打ちそば」の文字があり、入口からして単なる蕎麦屋(そばや)です。中に入ると下り階段と正面奥にはレストランのようなテーブル席が広がっています。実は1階が蕎麦屋で地下が浴場となっているのでした。入口の受付で料金を払って階下に下りて行くと浴場入口があるのです。階段は螺旋状になっていて、シンプルながらもとてもモダンな雰囲気がありました。脱衣所は木造鍵付きロッカーが並び、こちらはいたってシンプルです。シンプルというよりは質素とも言えるような素朴な共同湯スタイルの脱衣所でした。ちょっと狭くて薄暗くも感じます。脱衣所内には浴室の入口と休憩室の入口があります。休憩室の入口には「男女共用の為、裸での入室は、堅くお断り致します。」との注意書きがあります。風呂上りについついそのままの姿で一服したくなりますが、ここでは注意しましょう。休憩室の中は絨毯(じゅうたん)の床にフローリング状になった幅の広いベンチがあり、飲料水の自動販売機もありました。けっして煌びやかさはないものの、一息つくにはちょうどいい感じを受けました。浴室はこれが予想外に広いものです。横に細長い浴室で、窓側に広くて長い湯舟がありました。内壁側は洗い場になっていてカランは6ヶ所あります。ボディソープやリンスインシャンプーなどはなく、固形石鹸だけが用意されていました。浴室は内湯のみですが、窓ガラスがとても大きく採光豊かで明るい雰囲気です。窓の外は道路になっていて、崖下には只見川が見えました。男湯は山側に向かってあるので、女湯の方が眺めは良さそうです。湯は奥の湯口から注がれ、そのまま奥の湯舟の縁と一番手前側の湯舟の縁から溢れて、掛け流しにされているようです。湯は若干黄色っぽく濁っているのですが、湯舟の縁や湯の流れている床は鍾乳石のようにオレンジ色の堆積物が積もっていました。湯口には飲泉用の枡も置かれていました。飲泉できるようでさっそく飲んでみると、これがやたらと鉱物臭い湯で、あまり美味しくはありません。なんとも独特の風味がありました。注がれている湯はそれなりに熱かったけど、湯舟ではちょうどいい温度になっています。非常にさっぱりとした湯で、落ち着ける温泉施設でした。
掲載: 2008/03/02
Data
  1. 所在地:福島県大沼郡三島町名入
  2. 源泉名:赤谷温泉
  3. 入浴 :2006年9月
  4. 泉質 :ナトリウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉
  5. 形態 :日帰り入浴施設 男女別
  6. 効能 :きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
  7. 露天風呂:なし
  8. 開放度:☆☆
  9. 清潔度:☆☆☆
  10. 気軽度:☆☆☆
  11. 穴場度:☆☆☆
  12. 異色度:☆☆
  13. 景色 :☆☆
  14. 総合評価:☆☆☆