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栃木県

しんゆおんせん・おくしおばらこうげんほてる

新湯温泉・奥塩原高原ホテル

爽やかな山の風を全身に浴びながら硫黄泉の濁り湯を満喫
塩原温泉郷のメイン通りにあたる国道400号線から、もみじラインに入りハンターマウンテンスキー場に向かう途中にあるのが「新湯温泉」です。新湯温泉周辺にもスキー場やキャンプ場があり、ハイキングのベース地としても便利なので四季を通じてとても人気のある温泉地です。いくつかの温泉宿がありますが、歓楽的な要素はなく、わりと静かな温泉地です。奥塩原高原ホテルは、通り沿いに建つモダンなスタイルの温泉ホテルです。玄関はレンガ造りで、白壁の建物は洋風ですが、温泉は和風スタイルの落ち着いた雰囲気の宿です。浴場は通りとは反対側の崖側にあります。ロビーから案内に従って廊下をずっと奥の方へと向かいます。やがて貸し切り露天風呂と大浴場の入口が見えてきます。貸し切り露天風呂は「きすげ」「やまゆり」「りんどう」と趣向の違った3つの湯舟を楽しめます。男女別の大浴場の隣にも貸し切りの内湯がありました。こちらは家族風呂と呼ばれていて、非常に小ぢんまりとした狭い内湯ですので、開放感を求めるなら露天風呂の方がいいでしょう。大浴場は扉を開けると棚に籠が並ぶ脱衣場があります。脱衣場の奥は大きなガラス窓になっていて、そこからは内湯と露天風呂が見下ろすことができました。浴場へは階段を下りていくので階下に浴場があるのです。階下というよりは脱衣所がロフトのようになっているのです。浴場に入ると内側に洗い場が並び、湯舟がひとつあるだけのシンプルな内湯です。設備はシンプルながらもログハウスのような木造小屋になっているので、風情があって雰囲気がとてもいいです。床も一面が木製なので木の暖かみを感じますが、濡れると滑りやすいので注意しましょう。湯舟は翡翠のような薄い青緑色をした綺麗な色の湯がありました。透明度は20センチくらいでしょうか、スッパイ臭いのする酸性の湯です。無色透明の熱い湯がチョロチョロと注がれていますが、注がれる量も多くはないのでちょうどいい湯加減でした。外の露天風呂はこれまたとても開放感のあるものです。崖にあり、その先は笹の覆い茂る林です。その下の方に道路があり、ときどき車やバイクの通る音がしますが、それ以外は本当に静かでのびのびと寛ぎながら浸かることができます。湯はさっぱりしていながらも暖まりもよく、肌がキュッとしまるような、それでいて刺激の少ない湯です。常連さんの話によると、以前はもっと濃厚だった気がするとのことで、枯渇が心配だとおっしゃっていましたが、実際のところはどうなんでしょう? 今でも十分に個性ある温泉で、とても満足感ある温泉でした。夏はハイキング、冬はスノーレジャーの拠点として、とても優雅に楽しめる宿でした。
掲載: 2009/04/11
Data
  1. 所在地:栃木県那須塩原市湯本塩原
  2. 源泉名:共同噴気泉(なかの湯)
  3. 入浴 :2008年4月
  4. 泉質 :単純酸性硫黄温泉
  5. 泉温 :源泉79.2度
  6. PH :2.6
  7. 蒸発残留物:440.1mg/kg
  8. 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
  9. 露天風呂:あり
  10. 開放度:☆☆☆☆
  11. 清潔度:☆☆☆
  12. 気軽度:☆☆
  13. 景色 :☆☆☆
  14. 総合評価:☆☆☆