新潟県

はかまおんせん

墓間温泉

ガスとともに湧き続ける廃業の温泉宿
越後岩塚駅と塚山駅の中間ほど、国道404号線から山に入っていくと墓間温泉に辿り着きます。谷間の田畑の細い道を登っていくので、ちょっと心細い場所にあります。墓間なんてずいぶんとオドロオドロしいネーミングですが、立地も非常に怪しいところです。しばらくするとニューはかま旅館の看板が見えてきます。そのまま突き進むと建物が見えてくるのですが、窓には目張りがしてあり、ちょっと荒れた様子があります。駐車場の周りも草がボウボウと生えていて、また足場もぬかるんでいました。どうやら旅館は廃業になっているようです。この荒んだ怪しさとネーミングとがマッチしてとても不気味な印象がありました。しかしながら、旅館の前には土管のような筒があり、そこからチョロチョロと源泉らしき水が流れているのです。動画はこちら。(3.53MB QuickTime Movie)近づいてみると、土管のさらに中央に直径20センチほどの管があり、そこからモコモコと水が湧き出しているのでした。しかも、プクプクと気泡を立てながら湧いています。けっこう冷たい水なので沸騰しているわけではなさそうです。温度を計ると13.7度ありました。臭いを嗅ぐと、油のようなガス臭がありました。またユラユラと白い繊維状の湯の華らしきものも漂っています。一見したところそのユラユラが汚らしく見えますが、温泉成分由来のものでしょう。口に含んでみると、ほとんど無味ですがガス臭さを感じます。天然ガスでしょうか? 試しにライターの火を近づけてみると、ポッポッと気泡に合わせて炎が増して火がつきます。やはり可燃性のガスのようです。湯の質感も悪くないし、ロケーションも秘湯っぽくていいのですが、営業が続かないのはやはりネーミングですかね。地名なのでしょうがないのでしょうが、変わっていていいと思うのですがね。でもやはり宿泊する気にはなれないかな。それならいっそ日帰り温泉施設として営業すれば、それなりに客は来るのではないかと思いますがどうでしょう? 温泉も湧き続けていることだし、とても特徴的なので非常にもったいないですね。復活することを期待しましょう。
掲載: 2009/04/26
Data
  1. 所在地:新潟県長岡市
  2. 入浴 :2008年5月
  3. 泉温 :実測13.7度
  4. 形態 :源泉垂れ流し 入浴施設無し
  5. 開放度:☆☆☆
  6. 清潔度:
  7. 気軽度:
  8. 野趣度:☆☆☆☆
  9. 不気味度:☆☆☆☆☆
  10. 秘湯度:☆☆☆☆
  11. 景色 :☆☆
  12. 総合評価:☆☆☆