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奈良県

おおうだおんせん・あきののゆ

大宇陀温泉・あきののゆ

モダンなスタイルながらもツルツルとした浴感は本物
国道370号線と国道160号線の交差点近く、道の駅「宇陀路大宇陀」のちょっと裏手あたりにある日帰り温泉施設が「大宇陀温泉あきののゆ」です。幼稚園や福祉施設、公園などの並ぶ一角に建つ、大きな温泉施設です。比較的新しくできた施設のようで、大規模ということと、とてもモダンなデザインの建物で、いかにも公共の施設という印象を受けました。建物は非常に大きいのですが、奥にはレストランがあり、また広い休憩室、そして浴場とバーデプールがあります。バーデプールがあることで、まさに健康維持施設という大義を持った施設のようでした。館内に入るとまずはシューズロッカーがあります。そして入浴券を自動券売機で購入します。目の前にフロントがありますが、入浴の際にはそのまま館内へと進み、施設中ほどにある浴場受付で入浴券を渡します。浴場は、洋風の風呂と、和風の風呂、そしてその中間にバーデゾーンがあります。洋風と和風は日替わりで男女が交替するのだそうです。今回は洋風の風呂に入ることになりました。脱衣所はスチール製のロッカーが沢山並んでいます。コイン返却式のロッカーで、数も多いのでかなりの数の人を収容できそうです。浴場に入ると内湯はタイル張りのシンプルなスタイルながらも広くて明るくて、非常にゆったりとした印象を受けます。掛かり湯が手前にあり、右手には薬風呂と洗い場エリア、左手にはサウナと水風呂、そして正面には効果浴や主浴槽がありました。大きなガラス張りの窓なので、明るくてのびのびとした雰囲気があるのがいいですね。薬湯は細長くてそれなりに大きいのですが、黄緑色をした湯となっていました。入浴剤の色ともちょっと違うのですが、完全な生薬という感じでもありません。薬草の入っていると思われる布袋が浮かんでいますが、やはり生薬だけの色なのでしょうかね。露天風呂は洗い場を抜けたところから外へと出られます。湯舟が2つあり、奥の湯舟には屋根がついています。露天のエリアもそれなりに広いので、とても優雅な気分で温泉を楽しむことができます。しかしながら露天の外側には高い塀があり、景色や風景を楽しむことができないのは残念です。湯は無色透明で、一見するとなんの変哲もない湯のように見えますが、実際に肌に触れてみるとツルツルっとした見事な浴感のある心地よい湯です。内湯よりも露天の方が強くツルツル感があるように感じました。ペーハーが9.5もあるそうで、皮膚が溶けてしまっているのではないかと思うほど、滑らかな肌触りで気持ちいい湯でした。ちなみに、近くの道の駅には温泉スタンドも用意されています。近くの人ならばこの湯を持ち帰って、このツルツル感を独占できるわけですね。なんとも羨ましいですね。
掲載: 2009/09/05
Data
  1. 所在地:奈良県宇陀市大宇陀区拾生
  2. 源泉名:大宇陀温泉あきののゆ
  3. 入浴 :2008年8月
  4. 泉質 :アルカリ性単純泉
  5. 泉温 :源泉34.11度
  6. PH :7.3
  7. 形態 :日帰り入浴施設 男女別
  8. 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、冷え性、痔疾など
  9. 露天風呂:あり
  10. 開放度:☆☆☆
  11. 清潔度:☆☆☆☆
  12. 気軽度:☆☆☆☆☆
  13. 景色 :☆
  14. 総合評価:☆☆☆