香川県
みろくおんせん・ゆ〜とぴあみろくおんせん
みろく温泉・ゆ〜とぴあみろく温泉
研修や合宿にも便利なレジャー型温泉施設
香川県東さぬき市、みろく自然公園の中にある温泉施設が「ゆ〜とぴあみろく」です。温泉施設といっても、入浴や宿泊だけでなく、研修や合宿など、様々なレクリエーションにも最適な複合施設になっています。それというのも、サッカー場や野球場、テニスコートにアスレチックなど、スポーツ施設も充実し、さらに野外ステージや郷土資料館など、文化施設にも恵まれた公園になっているのです。もちろんレジャーや観光の拠点としても便利なのは言うまでもありませんね。さて、実際に訪れてみると、道の駅の少し上のところに施設がありました。池のほとりの高台に建っていて、なかなか雰囲気のあるところです。館内に入ると、右側にはレストラン、そして左側に浴場がありました。脱衣所はコイン返却式のロッカーが並びます。洗面台も広くて、まぁそこそこの施設といった感じです。ところが意外なことに、あまり利用者がいません。夕方ぐらいに訪れて、先に公園で遊んで暗くなってから入浴したのですが、夕方の時点でけっこう人が少なそうでした。夜は混雑するのかと思ったらそうでもないようで、数人の客がちらほらといる程度でした。わりと穴場的な施設なのでしょうか。浴場に入ると、左側には洗い場が並び、右側から奥にかけていくつかの湯舟が並んだ広い浴室です。また、入口正面にはサウナもありました。湯舟はバブルとジェットのついた湯舟が手前側にあり、大きな主浴槽とその奥には小さな薬湯がありました。薬湯は漢方薬系の臭いがあり、茶色っぽく濁った湯となっていました。少しぬる目に設定されていたので、とても快適に入浴できました。また、薬湯の脇には二頭身の石像がたっていました。おそらく弥勒菩薩なのでしょうね。柱の陰に立っていたので、最初は気付かずちょっと驚きました。主浴槽は無色透明の湯となっています。特に特徴となるような浴感はありませんが、単純弱放射能冷鉱泉ということで、薬効高い湯のようです。浴場に入ったのが暗くなってからだったので、外の景色が見えませんでしたが、ちょうど目の前が池になっているようです。優雅に池を眺めながらの入浴となるのでしょうか。でもガラス窓の下半分は半透明のシートが貼られていたので、湯舟に浸かっては何も見えないかもしれません。料金も安くてとても雰囲気のいい浴場でしたが、とても空いていてゆっくりと過ごすことができました。浴後は浴場前の廊下奥にある大広間で休憩することができます。時間制限はないようなので、１日のんびりと過ごしながら入浴を繰り返すことができそうです。
掲載: 2010/10/16
Data
- 所在地:香川県さぬき市大川町富田中
- 源泉名:みろく２号温泉
- 入浴 :２００９年１２月
- 泉質 :単純弱放射能冷鉱泉
- 泉温 :源泉18.7度
- ＰＨ :７．５
- ラドン含有量:59.9x10-10キュリー/kg
- 形態 :温泉宿泊施設 男女別
- 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
- 露天風呂:なし
- 開放度:☆
- 清潔度:☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆
- 総合評価:☆☆
温泉レポートを検索