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新潟県

かのせおんせん・あかさきそう

かのせ温泉・赤崎荘

天気のいい日には内湯が露天風呂に大変身
阿賀野川の上流、福島県にも近いところになるとすっかりと山の中という秘境ムードが漂います。磐越道の津川インターから車で15分ほど、国道から少し逸れたところに「かのせ温泉」があります。日帰り温泉施設の赤湯を過ぎて、さらに奥へと山を登っていくと、見晴らしのいい山の中腹にログハウスのような建物が並んだ「赤崎荘」が見えてきます。ここは公共の宿泊施設ということですが、日帰り入浴も可能ということで、さっそく立ち寄りに利用してみました。館内に入ると正面に受付があり、右奥へと進むと浴場があります。小ぢんまりとした脱衣所ながらも清潔感に溢れています。脱衣棚は扉付きの木造ロッカーで、鍵穴はありますがロックはできないようです。浴室は内湯のみですが、とても不思議な印象を与えています。正面がサンルームのように全体がガラス窓になっているのですが、壁と天井を覆うような大きな窓で、とても明るい浴室でした。あとは手前側両サイドに洗い場があり、奥にゆったりとした大きな湯舟がひとつあるだけのシンプルな浴室です。ガラス窓からの景色はなかなかのもので、急な坂道を登ってきただけあって、阿賀野川を見下ろすように優雅に眺めることができます。ちょっと変わった感じのガラス窓なのですが、実はこの窓は屋根ごとガラリと開いちゃうそうなんです。窓が開放されるとまるで露天風呂のような開放的な浴室へと変身するそうなんです。晴れていれば窓を開けるようですが、真夏に訪れたこの日は残念ながら開いていませんでした。まぁ、この時期になってしまうと虻などの虫がブンブン飛び回っているので、開けない方が無難かもしれませんね。でもせっかくだから開けて欲しかったですね。さて、肝心の湯舟の方ですが、無色透明の綺麗な湯です。湯舟の底のタイルが一部、赤茶色に変色したような形跡があるものの、湯舟の湯そのものは透明です。すぐ下にある温泉施設「赤湯」に入ったことがある人ならわかるけど、かのせ温泉は鉄分を多く含んだ真っ赤な湯が特徴です。あれっと思ったら、鉄分とカルシウム分が結合して配管を詰まらせるので、除鉄してあるとのことです。うむむ、最大の特徴を除去してしまうのは、なんとも惨い気がします。しかしながら、温泉の効能は生きているようで、ものすごくホカホカと熱くなります。内側から熱くなるような感じですかね。真夏だったので暑くてたまりませんでしたが、こりゃ季節によっては極楽ですね。なかなか個性的な湯なだけにもったいないなぁと思いつつも、ロケーションも抜群で、おススメできる温泉施設だと感じました。
掲載: 2011/02/05
Data
  1. 所在地:新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬
  2. 源泉名:鹿瀬温泉1号
  3. 入浴 :2010年8月
  4. 泉質 :ナトリウム・カルシウム−硫酸塩温泉
  5. 泉温 :源泉59.5度
  6. 湧出量:毎分228リットル
  7. PH :6.3
  8. 蒸発残留物:3379mg/kg
  9. 形態 :温泉宿泊施設 男女別
  10. 効能 :動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病など
  11. 露天風呂:なし
  12. 開放度:☆☆☆
  13. 清潔度:☆☆☆
  14. 気軽度:☆☆
  15. 異色度:☆☆
  16. 景色 :☆☆☆☆
  17. 総合評価:☆☆☆