青森県
おおわにおんせん・えきまえおもてなしあしゆ
大鰐温泉・駅前おもてなし足湯
電車を待ちながらのんびり足湯
大鰐温泉は、青森県の西側南部、秋田県との県境に近い温泉地です。スキー場も近く、四季を通じて人気のある温泉地で、また、建久年間(1190〜1198)に開湯されたという歴史のある老舗の温泉地です。多くの旅館が立ち並び、とても活気付いた印象の温泉街で、いくつもの公衆浴場もあり、温泉めぐりも楽しいところです。その温泉街の玄関口、大鰐温泉駅のJR側の目の前にはピンク色の大きくファンシーな雰囲気の鰐のオブジェがあります。すごく愛嬌のある鰐で、なぜピンク色なのかはわかりませんが、とてもかわいらしさのあるキャラです。その鰐のすぐ隣に足湯施設があります。こちらはの足湯は木造の屋根と壁がしっかりとあって、まるで駅の待合室のようなそれなりに立派な施設です。駅を出てホントすぐ目の前なので、駅で電車を待つ間に足湯で寛ぐこともできます。まさに駅の待合室代わりに使えそうです。足湯は建物内のど真ん中に細長い湯舟があり、端から熱めの湯が注がれています。ベンチもしっかりとしていて、重厚感があります。まだ新しい施設なのか、木材の色も白くて鮮やかです。温度は日によって違い、熱かったりぬるかったりすると書かれていますが、今回はかなりぬるかったです。でも注がれる湯はかなり熱いので、単に湯の投入量が少ないだけではないでしょうか。夏場だからあえてぬるくしているのかもしれませんが、ちょっと物足りなさを感じるほどぬるかったです。湯は無色透明のサラサラとした湯で、足湯だけだと体感できるような特徴はなく、とても印象の薄い湯です。でも、しっかりとした施設なので足湯を楽しんだという達成感は得られるでしょう。夕方の変な時間帯に訪れたせいか、他に誰も利用者がいなくて貸切状態でした。ここで寛いでいると、駅に列車が入ってくるのもわかるし、列車が来たところですぐに向かうこともできるので、本当に便利なところです。観光ついで是非利用しておきたい足湯でしょう。
掲載: 2018/11/10
Data
- 所在地:青森県南津軽郡大鰐町大鰐
- 源泉名:青柳3号源泉、公民館源泉
- 入浴 :２０１７年８月
- 泉質 :ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉
- 泉温 :源泉72.2度
- ＰＨ :７．５
- 蒸発残留物:2.692g/kg
- 形態 :足湯施設 混浴
- 効能 :きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症など
- 脱衣所:なし
- 開放度:☆☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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