高知県
しまんといやしのゆ・しまんといやしのさと
四万十いやしの湯・四万十いやしの里
四万十川河口の公園内にあるリゾートホテル
四万十川河口の高台にある「四万十の宿」は客室30ほどのゆったりとしたリゾートタイプのホテルです。モダン和風なデザインの館内はとても落ち着いていて、温泉や料理を楽しみながらゆっくりと過ごすことができるようです。さらには早朝から日帰り入浴も受け付けてくれていて、温泉めぐりを楽しみたい人にも好評のようです。今回は夏休みを利用して立ち寄りでやってきました。高台の公園からは海側とは反対側に降りたところにあります。海の景色は望めませんが、とても落ち着いた雰囲気があります。館内に入ると吹き抜けのエントランスになっていて、フロントは２階にあがったところにありました。下足箱の鍵と引き換えに脱衣所のロッカーキーを受け取るシステムです。脱衣所は鍵付きなので安心して荷物も持ち込めます。さすがに優雅な雰囲気の宿の浴場だけあって、清潔的で機能的な印象を受けました。浴室に入ると今度はダーク系の石やタイルを基調とした、シックな雰囲気があります。右側に洗い場があり、正面から左側に湯舟がありました。洗い場にはボディソープやシャンプー、リンスが用意されています。また、サウナと水風呂もありました。湯舟はゆったりサイズのものが２つ並んでいます。正面にあるのは天然温泉の浴槽で、左側にあるのは薬草風呂のようです。天然温泉の湯舟は正面のガラス窓も大きく、デッキを挟んで森の安らかな景色を眺めながら入浴ができます。無色透明の湯ですが、ツルリとした浴感のあるとても滑らかな湯です。軽さを感じる湯なのにすごく滑らかなので、とても感触がいいです。薬草風呂には布袋に薬草が入っているようで、それがプカプカと浮いています。そんなに濃厚なようには見えませんが、けっこうしっかりと刺激のある薬草臭さがありました。肌への刺激もマイルドながらもあるので、薬草風呂好きにも好まれる湯でしょう。外側には露天風呂もあります。こちらは海水を利用した湯のようです。海水には生命に必要なミネラルが豊富に含まれているそうで、様々な効果に期待できるそうです。ベトつくほどの感じはありませんが、ずっしりと重い湯で、体の小さな傷が疼くような刺激がありました。目の前の森を眺めながら、じっくりと海水の癒しを堪能できました。露天エリアの中央部分はウッドデッキになっていて、デッキチェアも並んでいます。火照った体を冷ましながら、森林浴のように爽やかに過ごすことができて、本当に気持ちが良かったです。天候のあまり良くないときに訪れたのですが、露天にいる間は雨風は止んでいて、とても過ごしやすかったです。ちなみに以前、正月に来たことがありますが、そのときはとても混雑していて入浴を諦めたことがありました。今回は台風の最中だったこともあってか、利用者が少なくとても快適に過ごせました。
掲載: 2019/07/24
Data
- 所在地:高知県四万十市下田
- 源泉名:井ノ岬温泉
- 入浴 :２０１８年８月
- 泉質 :ナトリウム−炭酸水素塩温泉
- 形態 :温泉宿泊施設 男女別
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆
- 優雅度:☆☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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