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滋賀県

ひこねせんのまつばらおんせん・かんぽのやど ひこね

彦根千乃松原温泉・かんぽの宿 彦根

雄大な琵琶湖を見下ろす自慢の展望浴場
琵琶湖の東岸、彦根城の北側の沿岸に「かんぽの宿 彦根」という公共の宿泊施設があります。市街地からは離れていて、琵琶湖沿いではあるものの松林を抜けたところにあり、とても静かな雰囲気の場所です。公共の宿ということで、とてもゆったりとした規模の大きな建物です。今回は宿泊ではなく立ち寄りでの入浴となりましたが、エントランス脇に入浴券の自動券売機があるので、とても気軽に入浴を楽しむことができます。さっそく入浴券を購入しようとすると、予定していたよりも安い金額が表示されています。この日は26日で、「風呂の日」ということで特別な日だったようです。とてもラッキーです。浴場はフロント正面のエレベータをあがった6階にあります。かんぽの宿は比較的どこも眺望のいい風呂なのでここも期待できます。エレベータを降りると小さな待合所があり、そして男女別に浴場入口がありました。脱衣場は鍵付きのロッカーが並びます。洗面台もゆったりと大きいです。そして窓からは外の景色が見えるのですが、琵琶湖に面しているのでとにかく開放的です。これは浴場からの景色も楽しみです。浴室は内湯のみで露天風呂は無いようです。内壁側に洗い場が並び、窓際に湯舟があります。洗い場にはボディソープやシャンプーの他、石鹸や洗顔フォーム、角質落としなどもあり、とても充実した印象です。湯舟は大小2つに分かれていて、手前側の小さい方はクリアながらも緑色に色づいた湯となっています。湯口のところには「伊吹薬草湯」と書かれています。また布袋が湯舟に浮いていて、強烈に青臭い薬草が入っているようでした。湯の質感としてはあまり特筆するものはありませんが、しっかりとした臭いがあるので、とても気分よく浸かることができます。伊吹山は米原市にある滋賀県の最高峰で、古くから霊山として、また薬草の宝庫として知られている山だそうです。その薬草を使用した浴槽ってことですね。大きい方は無色透明の湯です。微妙に重たいような気もするけど、ほとんど浴感のない湯です。お湯にはあまり特徴はありませんが、ここからの景色はなかなかのものです。6階という高い位置にあるので、目の前の琵琶湖を見下ろすことができるのです。さすがに日本一大きな湖だけあって、対岸は見えなくてまるで海のようです。見下ろすと浜辺で鴨がたくさん戯れていました。のんびりと景色を眺めながらじっくりと温泉を味わうことができ、とても満足です。館内には食事処もあるので、ゆっくりと休憩しながら過ごすのが良さそうです。
掲載: 2019/08/28
Data
  1. 所在地:滋賀県彦根市松原
  2. 入浴 :2018年12月
  3. 泉質 :単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
  4. 泉温 :源泉32.8度
  5. 成分総計:0.60g/kg
  6. 形態 :公共の宿 男女別
  7. 効能 :筋肉若しくは関節の慢性的な痛みまたはこわばり、リウマチなど
  8. 露天風呂:なし
  9. 開放度:☆☆☆
  10. 清潔度:☆☆☆☆
  11. 気軽度:☆☆
  12. 景色 :☆☆☆☆
  13. 総合評価:☆☆☆