北海道
ましゅうおんせん・ましゅうおんせんあしゆ
摩周温泉・摩周温泉あし湯
道の駅の足湯でしっとりと潤う
国道241号線沿い、弟子屈町に道の駅「摩周温泉」があります。わりと人気のある道の駅のようで、週末は多くの観光客で賑わうようです。夏前の爽やかな週末、曇り空でパっとしないような天気ですが、今回もけっこう沢山のお客さんが来ていて駐車場もいっぱいです。建物の中にはギャラリーや土産物屋があります。軽食も扱っていて、エゾシカの肉を使ったハンバーガーが売っていました。ちょっと試しに食べてみたのですが、微妙に臭みを感じたものの、本当に鹿肉なの？と疑ってしまうくらい普通に美味しく食べられるハンバーガーでした。駅名に「温泉」とつくので、この場所に入浴施設などがありそうな気がしますが、特に日帰り温泉施設のようなものはなく、その代わり足湯施設がありました。長さ4メートルほどの微妙に蛇行したような感じの岩風呂です。大きく立派な屋根もついているので、多少天候が悪くても利用可能なようです。湯舟は大きな岩が両岸にあるので、そこに腰掛けて利用するようになっていました。無色透明のしっとり感があるもののサラッとした湯で、けっこう熱めの湯が注がれています。長細い湯舟なので、湯の投入口に近いところは熱く、離れた下流は少しぬるめになっていて、好みの場所で足湯を楽しむことができます。湯舟の周囲は玉砂利が敷かれていますが、湯舟の中は小石が直接コンクリートに埋め込まれていました。湯舟に石を入れないでと注意が書かれているところをみると、イタズラで玉砂利を入れる人がいるのでしょうね。しばらく足湯に浸かっていると、やはりもっとこの温泉を楽しみたくなります。これだけ人が集まる道の駅なのだから、日帰り温泉施設を併設してもいいのではないかなと思いました。ただ、けっこう混雑していたわりには、何故か足湯は利用者が少ないです。このときたまたま利用者が少なかっただけだとは思いますが、おかげでじっくりと足湯を楽しむことができました。ドライブの途中に、ちょっと一息つくのにいい足湯でした。
掲載: 2019/10/28
Data
- 所在地:北海道川上郡弟子屈町湯の島
- 源泉名:摩周観光交流館源泉
- 入浴 :２０１９年６月
- 泉質 :アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)
- 泉温 :源泉65.0度
- 形態 :足湯 混浴
- 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
- 脱衣所:なし
- 開放度:☆☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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