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北海道

しかりべつこはんおんせん・しかりべつこあしゆ

然別湖畔温泉・然別湖足湯

神秘的な湖畔を眺めながらの足湯
大雪山国立公園に位置する然別湖は、透明度が高く風光明媚な景色が広がり、大自然を感じさせる人気のスポットです。この湖岸には然別湖畔温泉があり、宿泊施設の他、足湯施設もあります。その足湯からの景色もいいということで、通りすがり立ち寄ってみました。とても緑深い自然に囲まれた場所ですが、大きなホテルがあり、とても人気があるようです。大きな駐車場もあり、ドライブがてら気軽に立ち寄ることもできます。足湯はホテル風水のすぐ裏手側、湖沿いにあります。遊覧船乗り場を越えていくとすぐに足湯が見えてきました。横に細長く、湖を眺めるように座面が設けられています。屋根もあるので多少天候が悪くても雨風は凌げそうです。近づいていくと湯けむりが漂い、温泉情緒が感じられとてもいい雰囲気です。座面は木の板になっていて、手前側がスノコになっていました。スノコから先は土足厳禁です。湯は手前のパイプからボコボコと音を立てながら注がれていますが、けっこう熱い湯です。なので、手前側は熱く、奥へ行くと多少温度が下がるようです。まずは奥から入ろうと覗き込みますが、湯面には薄く油が浮いています。何だか汚らしく見えますが、温泉からも油っぽい匂いと鉄分の匂いがします。どうやら油を含む温泉のようですね。湯舟の周辺は赤茶色の堆積も見られ、成分的にも相当濃いような気がします。また、湯の色もうっすらと緑青っぽく白濁しています。さっそく足を入れてみますが、注ぎ口から遠い端なのにけっこう熱いです。しかし、熱いのは表面だけで、底の方はそうでもないので、攪拌するとちょうどよくなりました。湯舟は底の部分はコンクリートになっていて、一部は苔が生えて滑りやすくなっていたので、足湯の中を移動する際には滑らないように注意しましょう。そうこうしているうちに温度にも慣れてきたので、もう少し熱めの湯で楽しもうと注ぎ口に近い方に移動しました。足湯は長さが4メートルぐらいあるので、近づくとけっこう熱いです。適温の場所を見つけたので、腰を下ろして楽しみます。目の前に霧のかかった神秘的な湖が広がり、すごくワイルドな雰囲気です。天候は良くなかったのですが、これはこれですごくいい雰囲気です。とても気持ちよく、また、爽やかな風も吹いていて、過ごしやすかったです。帰り際、ふと湖畔を覗き込むと、ものすごく沢山の魚が泳いでいます。そうとう魚影が濃いようですね。とても自然豊かな湖だと感じました。
掲載: 2019/11/24
Data
  1. 所在地:北海道河東郡鹿追町北瓜幕
  2. 入浴 :2019年7月
  3. 形態 :足湯 男女混浴
  4. 脱衣所:なし
  5. 開放度:☆☆☆☆
  6. 清潔度:☆☆
  7. 気軽度:☆☆☆☆
  8. 異色度:☆☆☆
  9. 景色 :☆☆☆☆☆
  10. 総合評価:☆☆☆☆