1. トップページ
  2. 温泉天國のススメ
  3. 湯の山温泉・鹿の湯ホテル

三重県

ゆのやまおんせん・しかのゆほてる

湯の山温泉・鹿の湯ホテル

自然を愛でながら浸かる癒しの温泉
三重県四日市市から滋賀県方面へと進んでいくと山の中にある「湯の山温泉」を訪れたのは、GW明けの5月初旬。新緑の眩しい時期なのですが、このときはちょっとどんよりとした天候です。何故かいつも湯の山温泉にくるとどんよりとした天候であることが多いです。相性が悪いようですね。この湯の山温泉ですが、山の中とはいえ、沢山の温泉旅館が建ち並ぶ大きな温泉地です。伝説によると養老2年(718年)に発見され、傷ついた鹿が湯浴みをすることから鹿の湯と呼ばれてきた古い温泉のようです。奈良時代から続く老舗の温泉地なのですね。今回は宿泊ではなく立ち寄りで入浴しようと訪れたのは「鹿の湯ホテル」です。とても雰囲気のいい旅館だそうで、楽しみにやってきました。鹿の湯ホテルはロープウェイのちょっと下、坂道の途中にある旅館です。どっしりとした鉄筋の建物ですが、どことなく和風でとても品のある佇まいです。入口を入るとまずは鹿の剥製が出迎えてくれます。フロントはエレベータで1階にあがります。つまりはこの入口は地下ということですね。エレベータを降りるとモダン和風の華やかなロビーがあり、正面にフロントがありました。入浴の受付をすると、さらに奥にあるエレベータで3階にあがるように案内されました。従業員の方もしっかと丁寧に対応されていて、とても印象がいいです。3階にあがるとすぐに浴場の入口がありました。脱衣所は棚にカゴ、そして別に貴重品用のロッカーがあります。わりと小ぢんまりとした印象がありましたが、すごく清潔的です。浴室に入ると壁際に洗い場が並び、そして反対側に湯舟があります。正面には鹿の銅像もあり、シックで落ち着いた雰囲気の浴室です。なかなか洒落ているというか、クールな印象がありました。体を流してさっそく湯舟へと向かいますが、湯舟は手前側にバブルバスがあり、奥には寝湯もあります。規模はそんなに大きくはありませんが、設備として充実しているようです。また、湯舟に入ると底にゴロ太石が埋め込まれていて、そのゴツゴツとした感触がとても心地いい感じです。湯舟の底は真っ平なところが普通ですが、あえてゴツゴツと凸凹になっているのがユニークですね。湯は無色透明の綺麗で透き通った印象です。浸かるとスゥっと肌に馴染むような感覚があり、そしてピタっと肌に吸い付くようなあっさりと、そしてしっとりとした感覚がありました。これがまた妙に気持ちよくて、まったりしたくなるような湯です。寝湯があるので、これは長湯になりそうな予感です。外には露天風呂もあります。ガラス戸の先に露天スペースとなっています。湯舟はコンクリートで固められた、シンプルな浴槽です。こんなシンプルな浴槽もまたユニークに感じます。そしてさらに先に巨大な御影石をくりぬいた湯舟があり、このオーバーフローが手前側の湯舟へと流れ注がれていました。湯舟の先は平野部に向かった崖になっていて、視界が開けています。このときは天気が悪かったので、真っ白で先は見えませんでしたが、付近の山々も含めそれなりに眺望はいいような気がします。露天風呂も小ぢんまりとはしていますが、自然を感じながらじっくりと浸かることができて本当に気持ちが良かったです。それにしても上品で落ち着いたいい宿です。今回は立ち寄りでの入浴でしたが、機会があれば是非とも宿泊してたい、そんなホテルでした。
掲載: 2022/09/14
Data
  1. 所在地:三重県三重郡菰野町菰野
  2. 源泉名:湯ノ山温泉宏説湯
  3. 入浴 :2022年5月
  4. 泉質 :単純弱放射能温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
  5. 泉温 :源泉25.3度
  6. 湧出量:毎分50リットル
  7. PH :8.7
  8. ラドン含有量:145.3Bq/kg 39.3×10-10Ci/kg
  9. 密度 :1.000(20℃)
  10. 蒸発残留物:0.15g/kg
  11. 形態 :温泉旅館 男女別
  12. 効能 :高尿酸血症(痛風)、関節リウマチ、強直性脊椎炎など
  13. 露天風呂:あり
  14. 開放度:☆☆☆
  15. 清潔度:☆☆☆☆☆
  16. 気軽度:☆☆
  17. 優雅度:☆☆☆☆
  18. 景色 :☆☆☆
  19. 総合評価:☆☆☆