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富山県

ひみそうゆおんせん・ひみばんやがい「あしゆ」

氷見総湯温泉・氷見番屋街「足湯」

番屋のような足湯施設でゆっくり休憩
富山県の氷見と言えば、水揚げ量が富山県で一番という海の街として有名です。海産物を目当てに多くの観光客で賑わう人気のスポットですが、中でも「道の駅氷見」は、とても熱いホットなスポットです。多くのグルメが味わえるフードコーナーやレストラン、そして海産物を扱う商店などが軒を連ねて、非常に活気あるスポットとなっています。そして、この道の駅の隅にあるのが足湯施設です。こんもりと盛り上がった丘の上にポツンと素朴な番屋のような小屋が建っているので、非常に目立つ存在です。さっそくその丘に向かうと、その斜面の途中には「ひみぼうずくん」という漫画から飛び出してきたようなキャラの像がいました。氷見は藤子不二雄Aの出身地のようで、町中にたくさんのキャラがいました。そして足湯施設は入口にお湯が流れているところがあり、これは手湯なのでしょうか?かなり塩辛い湯でした。そして小屋の中に入るとムッとした熱気があり、そして細長い湯舟がありました。湯舟は両サイドに木製のベンチがあり、非常に素朴で、まさに漁師の番屋をイメージしたような雰囲気です。お湯は山吹色をした湯がトロトロと注がれていて、プンプンと個性的な匂いが充満していました。石油の薄くしたような、ガソリンスタンドのような匂いですが、そんなに嫌な攻撃的な匂いではなく、ふわっと香るのでおがくずのような優しい香りです。さっそく足を浸すと、41度と夏場にしてはけっこう熱めの湯でした。真夏の暑い時期なので、ちょっと浸かっただけで汗だくです。窓が開いていて風が通るのですが、それでもけっこう暑くなります。源泉は67度あるというから、これでもかなり冷めた状態なのですね。真夏以外の時期ならめちゃくちゃ気持ちがいいことでしょう。凍える時期に足先からポカポカと温まるのって本当に気持ちいいですよね。お湯はすごく個性的で、足先だけなのにジワジワと温泉の成分がしみ込んでいるのがわかるかのように、体が重くなっていきます。これは本当にすごいですね。また、ここは少しだけ高台になっているので、目の前の広場や堤防、海を眺めることもできます。この道の駅に立ち寄ったならば、足湯は是非とも体験しておきたいおススメのスポットです。
掲載: 2023/01/25
Data
  1. 所在地:富山県氷見市北大町
  2. 源泉名:氷見総湯温泉
  3. 入浴 :2022年8月
  4. 泉質 :ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性・中性・高温泉)
  5. 泉温 :源泉67.7度
  6. 湧出量:毎分157リットル
  7. 掘削深度:1,250メートル
  8. 形態 :足湯施設 男女混浴
  9. 効能 :きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
  10. 開放度:☆☆☆
  11. 清潔度:☆☆☆
  12. 気軽度:☆☆☆☆☆
  13. 異色度:☆☆☆☆
  14. 景色 :☆☆☆
  15. 総合評価:☆☆☆