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大分県

べっぷおんせん・かいもんじおんせん

別府温泉・海門寺温泉

海門寺公園脇にある湯かけ地蔵の見守る共同湯
ポカポカと暖かい日が続く秋だったのに、12月に入ったところで急に寒波というか冬らしい気候になり、ここのところ寒い日が続きます。寒いときになると恋しくなるのが、あたたかい温泉ですね。そんなわけで気軽に共同湯を湯めぐりできる別府温泉にやってきました。まずは駅から近いところで入浴しようとやってきたのは、海門寺公園の脇にある海門寺温泉です。別府の駅から徒歩で5分もかからないぐらいの近場にあります。ここは別府の共同湯の中でも、かなり新しい温泉施設で、小さな共同湯ながらも一般の旅行者でも利用しやすい施設となっているようです。建物の前には「湯かけ地蔵」が祀られていて、脇にある湯壺から柄杓で湯をかけるようです。説明によると、海門寺温泉は昭和11年(1936)に市営温泉として誕生し、何度か改修を繰り返しながらも老朽化により平成22年(2010)に移転新築したそうです。この地蔵はそれを記念して、別府石を利用してつくられたそうです。施設は新しいということもあり、バリアフリーになっているなど、足腰の悪い方にも利用しやすい施設となっているようです。館内に入ると正面に受付があり、右側には小さな休憩所、そして受付の左右に浴場入口がありました。館内は木目の鮮やかな木造で、とても温かみを感じる施設です。脱衣場はゆったりとした脱衣棚と洗面台、そしてコインロッカーもありました。浴室は共同湯の中ではゆったりとしている方で、ふたつに区切られた長細い湯舟がひとつ。洗い場はそれぞれに衝立の設置されたシャワー付きのカランが並びます。体を流してさっそく湯舟に浸かりますが、湯舟は「あつ湯」「ぬる湯」とわかれています。そのときの利用状況や季節によっても温度が変わるのでしょうが、熱い方の湯舟が少し熱めくらいでちょうど良かったです。入浴中に番台の方が検温に来ていたので様子を見ていると、ぬるい方で41度、熱い方で44度となっていました。とても寒い朝だったので、熱い方の湯がすごく温まり、気持ちが良かったです。お湯は無色透明でけっこうサラッとした刺激の少ない湯です。刺激の少ないというよりは、優しい感じの湯といったところでしょうか。長く浸かっていても疲れない感じの、居心地のいい湯でした。浴場の雰囲気もまた良かったです。床には石タイルが敷かれていて風情があり、奥の壁には地窓が設置されています。地窓からは小さなスペースが眺められ、外の光も射し込んで、とても優雅な雰囲気です。ローカルな共同湯だと、殺風景なところが多いので、こんなわずかな空間でもとても癒される空間です。時間帯にもよるのでしょうが、利用者の7割くらいが地元の方のようでした。観光客と地元の方が同じ湯舟で過ごせるなんて、とてもいい共同湯だと感じました。
掲載: 2023/04/03
Data
  1. 所在地:大分県別府市北浜
  2. 源泉名:別府市営海門寺温泉
  3. 入浴 :2022年12月
  4. 泉質 :ナトリウム-炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性・低張性・高温泉)
  5. 泉温 :源泉54.7度
  6. PH :7.7
  7. 電気伝導率:129mS/m
  8. 密度 :0.9994g
  9. 蒸発残留物:0.932g/kg
  10. 形態 :公衆浴場 男女別
  11. 効能 :きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症など
  12. 露天風呂:なし
  13. 開放度:☆
  14. 清潔度:☆☆☆
  15. 気軽度:☆☆☆☆
  16. 地元度:☆☆☆☆
  17. 素朴度:☆☆☆☆
  18. 景色 :☆
  19. 総合評価:☆☆☆