北海道

もんべつおんせん・もんべつぷりんすほてる

紋別温泉・紋別プリンスホテル

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８月の後半になっても暑さのピークが過ぎるどころか、連日の猛暑続きで体が悲鳴をあげるほどの日々が続いています。こうなってくると涼しい場所が恋しくなるもので、ならば北海道に行ってしまおうと急遽やってきたのはオホーツク海に面した紋別です。日程の直前に決めたので、慌てて宿泊できる場所を探すと、天然温泉付きのホテルを見つけました。それがこの紋別プリンスホテルです。さっそく宿泊予約をして飛行機に飛び乗ってやってきました。紋別空港を降り立つと、爽やかな涼しい風が・・・無いです。いや、むしろジトーッと暑いです。どうやら異常気象とやらで、地域の学校も臨時休校や下校時間の繰り上げが実施されているとのことでした。とりあえず紋別市街地までやってきて、軽く市内を周り、そしてホテルにやってきました。地域の中でも大きなホテルのひとつのようで、堂々とした雰囲気のホテルとなっていました。チェックインを済ませたところで、さっそくホテルの浴場に向かいます。浴場は地下１階にありました。エレベータを降りるとその先に浴場の入口があります。入口前にはちょっとしたロビーがあり、またコミックも沢山用意されているなど、気配りを感じる佇まいです。脱衣所はわりと小ぢんまりとした感じです。棚にはカゴ、そして一部ロッカーがありました。冷水器も用意されているので、水分補給をしてから浴場に向かいます。浴室はけっこう広めです。右壁側に洗い場がズラッと並び、反対側には大きな湯舟があります。奥にはサウナと露天風呂があるようです。さっそく体を流すため、洗い場に向かいます。そこでシャワーを浴びていると、やたらと肌がツルツルとしてきます。ん？どうやらシャワーも温泉が使われているようですね。これは非常に気持ちいいです。ということは、湯舟の湯もツルツル系ってことですね。さっそく湯舟に浸かると、無色透明ながらもなるほどツルツルとした滑らかな浴感が全身を包み込みます。肌がみるみるスベスベになっていく感覚が実感できる感じです。これはすごいですね。しかも、すごくサラサラッとした感触の湯なので、ヌルっとしたしつこさもなく、本当に感触のいい湯です。ただ、ちょっと熱めの湯だったので、あまり長湯には向かないかなって感じでした。湯舟はとても大きく、そして隣にはバブルバス、奥のサウナの前には水風呂もありました。続いて露天風呂に出てみます。こちらはかなり小ぢんまりとした露天岩風呂です。ちょうど雨が降ってきていましたが、屋根があったので凌ぐことができました。露天の脇にはデッキチェアもあり、涼むこともできます。ただ、暑い日だったので、それほど涼しくはありません。まぁ、北海道なのでこの異常気象さえなければ、涼しく過ごせることでしょう。周囲は高い壁で囲われているので、開放感としてはやや欠ける感じではありましたが、しっかりと露天風呂があるというのは嬉しいことです。内湯と露天風呂を往復しながら、じっくりとこのツルツル感を味わってきました。まさかこんなに個性的でインパクトのある湯に紋別で出会えるとは思いませんでした。とても過ごしやすいホテルで食事も満足できるなど、また紋別に来るさいには利用したいなと感じるホテルでした。

掲載: 2024/02/10

Data

1. 所在地:北海道紋別市本町
2. 源泉名:プリンスホテル1号井
3. 入浴　:２０２３年８月
4. 泉質 :温泉法第二条の規定により適合する温泉(炭酸水素ナトリウム)
5. 泉温　:源泉22.2度
6. ＰＨ　:８．８
7. 電気伝導率:0.10S/m
8. 密度　:0.9988
9. 蒸発残留物:0.699g/kg
10. 形態　:観光ホテル　男女別
11. 露天風呂:あり
12. 開放度:☆☆☆
13. 清潔度:☆☆☆☆☆
14. 気軽度:☆☆
15. 景色　:☆☆
16. 総合評価:☆☆☆