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平家の落人伝説

28 Apr. 2008
天気 晴れ
気分・体調 優雅な気分で身も心も満腹
所在地 栃木県日光市湯西川温泉
移動距離 100km
行動範囲地図 行程表
  • 八重桜

    八重桜

    さてさてGW二日目。今日も天気はいいみたい。春先なのでポカポカ陽気で朝から眠くなっちゃうぐらい。昨日は温泉三昧だったので夜はぐっすり眠れたぞ。今朝は川治温泉までやってきてまずはお散歩。八重桜も見事に満開状態。ついでに温泉も入りたかったんだけど、薬師の湯に入ろうとやってきたら営業は夕方からとのこと。10年くらい前に来たことあるけど、ずいぶんと変わっちゃったな。

  • 太郎温泉

    太郎温泉

    塩原からわざわざ川治温泉までいって、スカってしまったので、どこか別の温泉に入ろうとやってきたのは太郎温泉。川治温泉に向かう途中に看板があって気になったのよね。中三依駅の近くから山の中に入っていった奥にある温泉宿。けっこう辺鄙な場所にあるわりに、しっかりとした宿で日帰り入浴も受け付けているぞ。

  • バリのカエル?

    バリのカエル?

    太郎温泉って名前もユニークだけど、宿はいたってシンプル。浴場は小ぢんまりとしたもので、無色透明のサラッとした湯が気持ちいいぞ。浴室は裏山に面しているので景色はよくないけど、目の前には派手なカエルの置物。バリのカエルの神様みたいなものだね。他に訪れる客もなく、のんびりとカエルを眺めながらすっきりいたしたぞ。

  • まるなかそば

    まるなかそば

    そうこうしている間に昼食タイム。三依周辺は小さな集落があるだけの素朴なところなんだけど、ソバが名産品らしい。あちらこちらに「手打ち蕎麦」なんていう幟(のぼり)がたっているぞ。そこで立ち寄ったのはちょいと鄙びた感じのドライブイン「まるなか」。そこでソバを食べてみたぞ。美味しいソバなんだけど、熱いソバはちょいと失敗。ザルならもっと美味かったかも。

  • 道の駅湯西川

    道の駅湯西川

    お腹も満たしたところでやってきたのは道の駅湯西川。どうやら新しくできた道の駅らしい。つーか、周辺の道路もみんな新しいぞ。ナビの地図が古いので、さっきから湖の上や山の中を走ってきちゃってたし。そこで何かあるかなぁと立ち寄ったけど、2階に温泉施設があって、玄関前には足湯。足湯は無料なのでまずはここでひと休憩。だけどここの足湯、ぬる過ぎだと思うんですけど。

  • 龍神霊水

    龍神霊水

    道の駅から山に向かって走っていくと、段々と寂しい景色になってくる。しかしところどころ工事していて、近い将来立派な道路ができるらしい。やがて道端に見えてきたのが龍神霊水という湧き水。明神ヶ岳からの伏流水だそうな。見上げると苔むした岩づたいに冷たい水が流れてるぞ。飲んでみると、冷たくてとっても美味い。思わずゴクゴクと大量に飲んじゃった。

  • 本家伴久萬久旅館

    本家伴久萬久旅館

    さらにまた走って辿り着いたのは湯西川温泉。平家落人伝説のある歴史ある温泉地ですよね。以前からずっと憧れていたのがやっと念願叶ったぞ。そこで本日泊まる宿は、これも憧れただった本家伴久萬久旅館。古い木造の風情ある建物と、湯西川温泉発祥の地とされる温泉が自慢。宿に着くといきなりドーンと太鼓でお出迎え。館内は古いながらも落ち着いた雰囲気と高級感があってムード満点だぞ。

  • 洞窟のような内湯

    洞窟のような内湯

    チェックインしたらさっそくお風呂へGo! ミシミシと歩くたびに音が鳴る廊下を進み、まずは本館の浴場へ。脱衣所からは下り階段があって、その途中に浴場があるんです。ちょっと洞窟のような雰囲気。外側にガラス窓があるのでそれほど暗くはないけど、まさに隠れ湯のような印象でこれも悪くないね。

  • 開放感ばっちりの露天風呂

    開放感ばっちりの露天風呂

    先ほどの階段をさらに下りて行くと露天風呂があるんだけど、これがまたいい。湯舟のすぐ目の前は渓流になっていて、その眺めも抜群だし、ワオッと声がでちゃうぐらい。開放感はめちゃくちゃいいんだけど、注意も必要。なんと、すぐ脇に架かる橋からも丸見えだったりもするんだな。まぁ、男湯だからいいけどね。また上を見上げると客室も・・・。

  • 透き通った川

    透き通った川

    それにしても目の前の渓流は水が透き通っていて本当に綺麗。青白く光る水はすごく冷たそうだね。よく見ると魚もけっこう泳いでいるぞ。10〜20センチくらの魚が見える。しかもアユとかヤマメとかハヤとか、魚種がわかるぐらいはっきりと模様も見えるぞ。

  • 貸し切り風呂

    貸し切り風呂

    この宿には貸し借りできる浴場が3つあったぞ。チェックイン時に予約をしたのでさっそくそっちも楽しみましょうね。浴場は先ほどの浴場より下流にあるぞ。それぞれは小ぢんまりとして非常に小さな湯舟だけど、川はすぐ目の前だしとっても優雅な感じ。時間制限はあるけど、のんびりゆっくり独占するのも気分がいいね。

  • 十二単館の浴場

    十二単館の浴場

    貸し切り風呂が時間になったので、次のお風呂へGo! こちらは十二単館の大浴場。この宿には木造の本館の他に、鉄筋の新しい別館「十二単館」があるんですねぇ。そこの浴場は本館から50メートルほど歩いたところにあるんだけど、広くて綺麗だぞ。ただ、何故かものすごく熱い。でもさっぱりとした熱さなので、気持ちよかったりもする。長湯には向かないけどね。

  • 公衆浴場

    公衆浴場

    早いもので日が傾いてきたけど、まだ夕飯には時間があるので付近を散歩。すると宿のすぐ裏手に公衆浴場を発見。本館の風呂の階段から隣に見えた浴場だ。何だろうなと思ったらここだったのね。非常に小ぢんまりとしているので、この素朴感がたまらないね。湯舟は一個しかないので混浴だけど、この素朴感は好きだなぁ。

  • 吊橋

    吊橋

    さて、そろそろお待ちかねのディナータイム。湯巡りすると体力も消耗するのでお腹も空くよね。食事場所は川の対岸にあって、そこに行くために吊橋を渡るんですよ。これがまたかづら橋になっていて、とってもスリリングだぞ。インディージョーンズにでもなった気分で渡りましょう。

  • 囲炉裏

    囲炉裏

    食事場所は囲炉裏のある風情ある建物で、なんとも贅沢な気分ですな。囲炉裏には団子や魚が並び、天ぷらなども自分で温めて食べられるぞ。また鹿肉や山菜など、どれも美味しく見た目も綺麗な囲炉裏会席で、うむむ、非常に贅沢。ちなみにMy箸を持参でビールがサービスされちゃった。美味すぎて満腹、そしてほろ酔いになったところで今夜も更けていくのであった。満腹で動けないのでまた明日。