潜水の術

天気	曇りのち晴れのち小雨
気分・体調	腰がヒリヒリ
所在地	山形県尾花沢市銀山新畑
移動距離	218km

• 

  広河原温泉

  本日最初の温泉は広河原温泉です。ここはずっと憧れていた場所なんですよ。それというのもここは豪快に吹き上げる天然の間歇泉を直に浴びることができるという露天風呂があるんです。間歇泉というと熱湯というイメージがあったのですが、ここの湯はちょいとぬる目の温度なので安心して浴びることができます。５〜１０分おきぐらいに吹き上げる湯を肌で感じるというのはけっこう感動ものです。ここまできた甲斐がありました。

• 

  事件発生！カメラ水没

  そんな感じで感動していたのも束の間、虻の攻撃です。それにしても沢山います。あいつはホントしつこいです。さっさと撮影をすませてしまおうと湯舟を移動していた瞬間のことです。底がかなりヌルヌルしていたので思わず体勢が・・・、カメラをかばおうとしてそのままドボン！！！　かばったはずのカメラは水没・・・・ホントあっという間の出来事でした。そういうわけで、これが愛機の最後の写真です。あー、高かったのになぁ・・・

• 

  小野川温泉

  悲しさを紛らわすべく次に向かったのは小野川温泉です。ここには小さい共同浴場があります。「尼湯」という共同浴場はとても雰囲気のいい建物で、目の前には芭蕉の句があったりと雰囲気作りもばっちりです。さて、カメラは予備機に切替えました。こんなことがあろうかと、予備をもってきたのですが、できることなら使いたくはなかった・・・。　さて「尼湯」ですが、けっこう熱いです。ローカル色が漂うとてもいい湯でした。

• 

  滝の清水

  小野川温泉には「滝の清水」という湧き水がありました。たいそうな構えだったので、ちょっと興味がわきました。とても冷たくておいしい水です。少々苦いような甘いような感じもします。さきほどの「尼湯」がかなり熱くて汗を大量にかいたので、とてもいい水分補給になりました。

• 

  中山温泉

  そして今度は上山市に入りまして中山温泉というところに行きました。途中の道には看板があるので迷わずに行く事ができましたが、とても細い雑木林の道を行くので、ほんとうにあるのかどうか不安になってしまいました。こちらはアルカリ性のとてもヌルヌル、ツルツルした触感のある湯で想像以上に気持ちのいい湯でした。ここもわりと熱いのですが、入れないほどではありません。ただ浴後に汗が止まらなくなります。

• 

  生鮮レオ市場

  こっち方面にくるといつも寄るのがレオ上山店の生鮮レオ市場です。ここではなんと牛タンスモークが格安で売っています。観光地やサービスエリアで２０００〜３０００円で売っているものと同じメーカー、同じパッケージなのに７００円くらいで買えてしまいます。上山出身の温泉嫌いな友人に教えてもらったのがきっかけで、すっかり虜になってしまいました。ちょいと油で炒めるとビールのいいつまみになります。

• 

  東根温泉「沖の湯」

  さてさてお次は東根温泉の共同浴場「沖の湯」です。東根温泉は共同浴場がいくつかあるのですが、何かとてもいい雰囲気なので寄ってみました。なんか普通の民家風の入口で扉を開けると玄関でした。入浴料の表がなければ普通の民家と変わらないような感じです。さて、浴室はとても小さいながらもなかなかローカルな雰囲気がただよういい温泉です。湯は煎茶を薄くしたような黄色い湯でした。

• 

  まるで民家のような外観

  これが「沖の湯」の外観です。入口の「沖の湯」と書かれていますが、なんとなく民家風です。玄関に入るとさらに民家風なのがとてもアットホームな感じがしていいです。さてそうこうするうちに今日も陽が傾いてきました。さて今日は長ナスが安かったので夕飯のオカズにしようと思っていたのですが、夜になってから雨が降ってきたので出来合いの弁当を食べて寝てしまいました。さて明日はいい天気になるでしょうか。