16 Aug. 2001

8月16日(木)

2001/08/16

消え行く温泉

天気 はれ
気分・体調 ねみーーーー
所在地 青森県南津軽郡碇ケ関村碇ケ関
移動距離 177km
行動範囲地図
  • 田代元湯

    田代元湯

    本日最初の温泉は、な、な、なんと、ずっと憧れであった田代元湯です。八甲田温泉の近くです。とてもとても雰囲気のよいところですが、すでに宿はなく、無人になった露天風呂と内湯があるだけです。現在では有志による維持が行われているだけとあってとっても荒れています。内湯も湯舟こそは健在ですが、建物の痛みもかなりひどく、床も抜け落ちそうです。天井はすでに腐りかけてました。それでも温泉だけは、こんこんと湧き出ているのでした。

  • 無人の温泉

    無人の温泉

    こちらは一番手前側の露天風呂です。ここは目の前に吊橋を眺められ、しかも岩風呂なので風情があっていいのですが、温度が54度もあって入ることができませんでした。この他にも幾つか湯舟があるので、そちらに入ることにします。そういえばここに来るには目の前の吊橋を渡るのですが、道の部分は抜け落ちていて、一部ある木の板だけがたよりです。その板だっていつ朽ちるかわからないので、けっこう渡るときはスリルがあります。体重の重い人は完全アウトでしょう・・・・

  • ひっそり静かな廃宿

    ひっそり静かな廃宿

    こちらは内湯の近くの露天風呂で「鶴乃湯」と書かれていました。木の湯舟ですが、こけでずいぶんとヌルヌルします。1度栓を抜いて、軽く掃除してから入りました。湯量が豊富なのであっというまに溜まります。ここは温度も比較的ちょうどいい感じで申し分ありません。ホント暫くここにいたい気分でしたが、そういうわけにもいかないので、未練が残りながらも後にするのでした。完全になくなってしまうまえに、また来たいなぁ。

  • 睡蓮沼

    睡蓮沼

    ここは傘松峠の近くの睡蓮沼です。ほんとに見事な景色です。天気もいいので、なおさら空の青さと水面が映えてます。このまま絵葉書になってしまうほどのいい絵です。思わずぼーっとふけってしまいました。湿地帯というのはいずれはなくなってしまうところなので、これを見れるのは現代の人だけです。とても貴重な財産なので、ちゃんとゴミは持ちかえり、なるべく多くの人に気持ちよくみてもらいましょう。

  • 猿倉温泉

    猿倉温泉

    睡蓮沼からもほど近いところにある猿倉温泉です。ここはなかなかぐぅーです。最近新築したのか、どれもみんな新しいので鄙びはありませんが、湯舟も沢山あり、露天風呂なんか開放感があっていい感じです。それでいて湯舟は白濁した湯で気持ちもいい。うーん、満足って感じです。さらには蒸気風呂という薄暗いサウナがあります。そんなに高温ではありませんが、ホントすごく蒸しているので汗がダラダラでます。汗をかいたら露天風呂で山のそよ風を浴びます。きもちえぇぇ〜

  • 落合温泉

    落合温泉

    こちらは黒石温泉郷の落合温泉です。ここ落合温泉には素朴な共同浴場があります。素朴というより質素といってもいいかもしれませんが、その分とても落ち着いた感じのあるところです。写真を見てのとおり湯舟がポツンとあるのですが、湯がずっと出しっぱなしなのでどんどん溢れています。誰も利用していないあいだもずっと流れています。あーもったいない。普段は地元の方ばかりですが、一般の人も近くの商店で入浴券を購入するか、現金でも入れますので、気軽に利用できます。

  • 板留温泉共同浴場

    板留温泉共同浴場

    浅瀬石川をはさんで落合温泉の反対側にあるのが、板留温泉共同浴場です。こちらも狭くてちいさな素朴な共同浴場ですが、雰囲気はこっちの方が好きです。けっこう熱い湯なので、水と一緒に湯舟に注ぎこまれています。湯の蛇口のところは温泉の成分でしょう、白い付着物がこんもりとあるのですが、どうみても白いアフロヘアーって感じで面白いです。なかなかファンキーな温泉なんですねぇ。そちらも気に入りました。

  • 浅瀬石川ダム

    浅瀬石川ダム

    こちらはその上流にある浅瀬石川ダムです。でかいダムだけあって見ごたえあります。それ以上に面白いのはここにあるダム資料館です。無料で見れますが、このダムの模型が面白い。でかい模型で、ちゃんと雨やカミナリがあって、ダムに水がたまります。そしていろいろな方法で放水するのです。一見の価値ありです。そしてさらにはパソコンが・・・なんとネットができるではありませんか。エアコンの効いた部屋でインターネット。こんなに環境が整っているのに、自分以外に誰もいません。超穴場です。(笑)

  • ライダー贔屓の温泉

    ライダー贔屓の温泉

    国道454号線を大鰐方面に向かっていると、何やら怪しい温泉がありました。またまたひかれるようにして入ってみることに・・・。ここはライダー大歓迎のライダー贔屓の温泉です。とはいっても別に徒歩や自転車、クルマなどの人を忌み嫌っているようではないですけど・・。 湯は無色透明ですが、かなり大量にドバドバとかけ流されています。これこそみていてもったいないと思うくらいでしたが、浴室内が湯舟から溢れる湯で浸っているのをみると、なんか贅沢な感じがして気持ちが良かったです。

  • 碇ケ関温泉会館

    碇ケ関温泉会館

    本日のしめはここ。碇ケ関温泉の碇ケ関温泉会館です。すげぇーでかい建物だなぁなんて思ってみていたら、どうやら浴場は地下にひっそりとあるだけでした。どうやら地元の方々の銭湯として利用されているらしく、常連の方々が楽しそうに世間話をしていました・・・が、私にはさっぱり通じない言葉なので、どんなことを話していたのかはわかりません。比較的この近くの出身の友人がいるので発音は理解できるのですが、やっぱり難しい。ヒアリングテストは0点でした。そんなこんなで今日もおしまい。