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静かなる函館

8 May. 2021
天気 晴れ
気分・体調 歩き疲れた
所在地 北海道函館市松風町
移動距離 424miles +69km
行動範囲地図 行程表
  • 空港のバスターミナル

    空港のバスターミナル

    今回は北の大地、北海道に行こうと羽田空港にやってきた。さっそく乗り場に向かおうとすると、何やら様子が違う。ん? なるほどバスターミナルだ。どうやらバスに乗って空港内を移動して飛行機に乗るようだ。今回は函館行きだったので、小さな飛行機のようだね。バスでの移動は楽しみだなぁ。

  • いよいよ搭乗

    いよいよ搭乗

    バスに揺られていくとすぐ飛行機にたどり着いた。小型の飛行機がズラッと並んでいて、そのうちの一機が今回搭乗する機体のようだ。バスを下りるとタラップをのぼって飛行機に搭乗だ。今回はどうやら乗客も少ないようだ。なかなか羽田でこういう風に乗ることがないので、すごくワクワクするぞ。

  • 函館空港に到着

    函館空港に到着

    1時間ほどで函館空港に到着。途中、ちょこっとだけ揺れたけど、けっこう快適な空の旅だった。函館は晴れているようで日差しが眩しいぞ。でも、カラッとしていて空気はややひんやりとしている。寒くなく暑くなくというちょうどいい気候のようだ。散歩をしたくなる陽気だね。

  • 湯の川温泉

    湯の川温泉

    天気もいいので、そのまま空港から徒歩で近くの湯の川温泉にやってきた。歩いて30分ぐらいだったかな。すると五差路の交差点脇に足湯を発見。まずはここで休憩だ。けっこう雰囲気もいい立派な足湯だ。サラサラツルツルとした湯がすごく気持ちいい。さすが道南を代表するだけはある温泉だ。

  • そして全身浴

    そして全身浴

    足湯を楽しんだら今度は全身浴だ。ということで近くにある「ホテル雨宮館」に立ち寄ってみた。ここはホテルの浴場が大衆浴場のようになっているようで、地元の方々も通う温泉らしい。確かに利用者がいっぱいいるぞ。シンプルな浴室ながらも湯は新鮮だし、すごく快適だった。料金も安いし、ここはとてもいいなぁ。

  • 北海道限定

    北海道限定

    それにしても汗だくだ。すごく汗の出る湯のようで、すごく喉が渇いた。すると自販機に北海道限定のBOSSを発見したので、近くの公園のベンチで休憩。こういう限定品にちょっと弱いんだよね。さっそく飲んでみると、意外と薄いというかあっさり。北海道産牛乳使用と書いてあったけど、ミルク感は少なめかな。

  • 小さな銭湯

    小さな銭湯

    続いてむかったのは温泉街の裏側にある小さな銭湯「永寿湯温泉」。まさに地元の方の通う、シンプルな銭湯だ。駐車場脇にある看板にはしっかりと「天然温泉」と書かれていて、普通の銭湯ではないよと主張しているようだ。見た目はとてもシンプルなので、ローカルな雰囲気が楽しめそうだ。

  • 罰ゲーム?

    罰ゲーム?

    そして浴室も普通の銭湯。壁には大きな富士山の壁画。いいねぇ。そしてさっそく湯舟に足を突っ込むと、ウヴッッッッ!!熱い。いや、熱いを通り越して痛い。やばい火傷する。右側のは低温のようだけどこちらも50度ぐらいはあるかな。掛け湯でさえ辛いレベル。何とか浸かるも、全身真っ赤で汗が吹き出す。熱すぎるけど、これがここのスタンダードらしい。でも癖になりそうな気持ちよさだ。

  • マンホール

    マンホール

    それにしても熱い湯だった。まず普通の人では入れないだろうね。常連客も長くは浸かれないと思う。サッと浸かって出てを繰り返すぐらいかね。でも浴後はさっぱりとして気持ちいい。外に出て散歩しているとマンホールを発見。イカのイラストがかわいい。こちらは雨水用だ。汚水用は五稜郭と旧函館区公会堂のイラストだった。

  • 豪快で欲張りな盛り

    豪快で欲張りな盛り

    そろそろランチタイムだ。海岸近くの道を歩いていると見つけた「グリル塩豚(えんとん)」という店を発見。メニューをみてひかれたのが「8ランチ」。注文するとすごいのがやってきたぞ。ハンバーグにベーコン、豚バラ、大きなチキン。見た目も豪華だし、食べても満足。すごいボリュームだし旨かった。

  • 荒れた海

    荒れた海

    食後に休憩をしようと近くの海岸にやってきた。どうやら海はだいぶ荒れているようで波が高いし風も強い。ちょっと寒いくらいだ。ここからうっすらと函館山が見える。そんなに遠くないのにとてもうっすらとしか見えないぐらい霞んでいる。黄砂かな。ちょっと海岸を散歩しながら函館の市街地に向かってみよう。

  • 座り込む人

    座り込む人

    しばらく砂浜を歩いていたけど、けっこう歩きづらいので国道沿いを歩く。すると海岸脇に小さな公園があってそこに座り込む人が。公園は「啄木小公園」で、座り込む人は石川啄木だ。函館にもゆかりのある人だったんだね。ここまできてようやく函館山が見えるようになってきた。

  • 摩周丸

    摩周丸

    そして函館の港までやってきたぞ。港には摩周丸という大きな船が停泊していた。これは停泊したまま出航することはないらしい。かつて青森と函館を結んでいた青函連絡船の保存船なんだそう。「営業中」と書かれていたけど、今では資料館として活躍しているらしい。

  • エキゾチックな風景

    エキゾチックな風景

    そして金森赤レンガ倉庫にやってきたぞ。古い赤レンガ倉庫がそのまま残っていて、それがショッピングモールになっているので、すごく洒落た雰囲気がある。久々にやってきたけど、やっぱり雰囲気がいいよね。昔ながらの赤レンガ倉庫は日本中にいくつかあるけど、やっぱり味わい深い景色だ。

  • まっすぐ続く坂

    まっすぐ続く坂

    函館山方面に向かうとあるのが「八幡坂」。まっすぐと伸びる急な坂がすごいよね。先ほど摩周丸から一直線に続く道が見えたので、来てみたぞ。今は春だからいいけど、冬場とかって大丈夫なのかね? 路面が凍結したら海まで一直線だから怖いだろうな。

  • 日本最初の正教会

    日本最初の正教会

    坂はけっこうキツかった。登り切ったところで散策していると、ハリストス正教会があった。初代ロシア領事館の付属聖堂として建立されたものとのこと。この周辺は教会とかがいくつか点在していて、ちょっとした散歩にはちょうどいいぞ。

  • 大きな鳥居

    大きな鳥居

    函館ロープウェイを過ぎていくと、大きな鳥居が見えてきた。ここは函館護国神社。函館戦争の戦没者を慰霊するために建てられたものとのこと。そして、函館戦争だけでなく、日清戦争や第二次世界大戦の戦没者も祀られているとのこと。なぜか縁結びの神社としても人気があるらしい。

  • 護国神社からの眺め

    護国神社からの眺め

    鳥居から麓の方を見ると、まっすぐと伸びた道路の先に海が見えて、なかなかの景色。函館山の山頂に行けばさらに半島の付け根部分がしっかりと見えるわけだよね。でも、今日はだいぶ歩き疲れたので、山頂までのぼるのはやめて帰ることにした。

  • 旧イギリス領事館

    旧イギリス領事館

    山を下る途中に「旧イギリス領事館」があった。イギリスの国旗があげられた洋館だ。そーいや、ずいぶん昔に来た記憶があるなぁ。明治のはじめ、最初の貿易港として開港したときに開設し、その後、この地に移転し、昭和の初めまで使われていたとのこと。今では開港記念館として公開されているそうな。

  • 今日は人が少ない

    今日は人が少ない

    山を下りて「西波止場」と書かれた広場までやってきた。今日は人が少ないのでのんびりとした感じ。いつもはけっこう観光客でにぎわうからね。たまに修学旅行生のような子たちもいたりして、楽しそうにお土産を買ったりしていたぞ。

  • 美味しいイカ刺し

    美味しいイカ刺し

    今日はリモートで飲み会があるので、ホテルにチェックインして、早めの夕食。夕飯はイカ刺し定食。やはり函館といったらイカだよね。活イカではないけど、雰囲気が楽しめれば十分。そして風呂に入って夜は飲み会。ということで、また明日。