高原の温泉巡り

17 Aug. 2010

天気	くもりのち雨
気分・体調	なんか腰が痛い
所在地	岩手県紫波郡矢巾町
移動距離	129km

• 八幡平ハイツ

  

  今朝も何だか天気はあまりよくないぞ。曇っているみたい。昨日の夜中は天気が良くて星空がめちゃくちゃ綺麗だったのにな。流れ星もいくつも見えたのに、朝になると天気が悪くなる。そんなわけで目覚めの湯は、八幡平ハイツにやってきた。けっこう大きな宿で、しかも立派そうな宿だぞ。さすがに浴場も広々としてゆったりだ。

• とっても優雅な露天風呂

  

  八幡平ハイツには自慢の露天風呂があるらしい。さっそく出てみると、なるほど自慢だけあって優雅な雰囲気じゃのぉ。本当なら岩手山が見えるらしいが、曇っていてうっすらとしか見えないよ。でもとにかくゆったりとした雰囲気がいい感じ。少し熱めの湯に浸かって、すっかり目も覚めたぞ。

• 旭日之湯

  

  ハイツを出るとすごい土砂降り。眺めのいいところにでも行こうと思ってたけど、こりゃダメだ。そんなわけで次の温泉地に向かったぞ。ここは旭日之湯という宿。ここがまた、あまりよくわからん。辺鄙なところにあるぞ。でも、辿り着いてみると、これがまた洒落た感じ。しかも人気があって常に人が多いのだとか。どんな湯かな？

• 洗い場に蛇口がない？

  

  浴場に入ってびっくり。洗い場には水の蛇口しかなくて、それぞれの洗い場の間に大きな湯の枡があるぞ。そこから温泉がこぼれているのだ。すごいなぁ。水は蛇口から、湯は脇の枡から、各自で汲んで利用する仕組みのようだぞ。温泉をわざわざ蛇口に通すのもありだけど、この方が素朴でいいかもね。

• 深い湯舟にどっぷり浸かる

  

  またさらに面白いのは湯舟が一部深いところがあるぞ。深いといっても１メートル程度だけどね。階段状になってて、膝で立つとちょうど首が出る感じかな。ちなみに湯は飲泉もできるので、内側からの効果もあるみたい。とにかくこのユニークな雰囲気といい、湯の質といい、こりゃ気に入ったぞ。

• 八幡平ロイヤルホテル

  

  続いてやってきたのは八幡平ロイヤルホテルという超大きなホテル。とても豪華なホテルで、でかくて、目立っている。ここにも大きな浴場があるということで、やってきました。それにしても先ほどから雨が強く降ったりやんだりを繰り返している。観光気分になれないので、こういう日は温泉めぐりにかぎるな。

• のびのび露天風呂

  

  さぁて、やってきました大浴場。内湯も広いけど、露天風呂も広いぞ。大きな岩風呂になっていて、自然の雰囲気がいっぱい。ワイルド気分を味わえるぞ。でも、ワイルドもいいけど、この時期はアブが怖いね。ブンブン飛んでいるぞ。じっくりと浸かっていたかったけど、アブがいっぱいだったのでそこそこで内湯に退散。

• 焼走り溶岩流

  

  雨がいったん上がったので、ちょっと観光らしきものもしてみよう。気になっていたのが「焼走り溶岩流」という看板。さっそく行ってみると、これがまた異様な雰囲気。ゴロゴロと溶岩の岩が一面に広がったところ。とにかく圧巻。見渡す限りの溶岩流。雰囲気も殺風景だけど、この殺伐とした雰囲気もいい感じ。

• 果てしなく続く溶岩流

  

  遊歩道はどんどん先まで続いている。ちょっと見ようと思ったのに30分近くいるぞ。もうちょっと先まで行こうと思ったけど、また雨が降り始めたので諦めて引き返すことにした。それにしても足場が悪いので、非常に歩きづらい。岩もするどいので、ちょっとつまづいて転んだりでもしたら、怪我するぞ。

• とまりん

  

  道の駅「にしね」で何か面白いものはないかと物色していたら、見つけたのが「トマリン」というドリンク。トマトとリンゴのミックスジュースなのだが、意外とうまかった。地域の特産品をうまく掛け合わせた感じかな。両方の味がお互いに個性を主張していて、微妙に感じる人もいるだろうけど、悪くないかもね。

• 不動温泉百万石

  

  さて、暗くなる頃になって急に雨脚が強くなってきた。強いというより、土砂降り。最後に温泉に入ろうと思ったけど諦めたくなるほど。でも頑張って就寝前の温泉にありつけた。ここは不動温泉百万石という温泉施設。手持ちの地図にはなかったけど、看板に引かれてやってきたぞ。小さな湯舟だけど、個性的な湯で満足。さぁて、今夜は豪雨の中で車中泊かな？