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災害級の雨

10 Aug. 2021
天気 大雨時々曇り
気分・体調 ちょっと雨が怖い
所在地 青森県青森市浪岡女鹿沢
移動距離 120km
行動範囲地図 行程表
  • 道の駅ろくのへ

    道の駅ろくのへ

    今朝は道の駅「ろくのへ」で起床。うむむ、雨はだいぶ小降りになってきたかな?いや、風が強いなぁ。まだまだヤバい感じだ。どうやらお隣の七戸では川が氾濫して災害が起きているらしい。そりゃそうだよな。あの降り方だったらヤバいと思うぞ。今朝は少し雨量がおさまってきたので、被害は最小限になるかな?

  • 旧苫米地家住宅

    旧苫米地家住宅

    道の駅の目の前に何やらとても古そうな家がある。もちろん展示されているものであって誰も住んでいないと思うけどね。近づいてみると説明が書かれていた。旧苫米地家住宅とあるけど、その苫米地家の由来やこの家屋の建築年代を示す史料はないとのこと。でも江戸時代後期のものらしい。

  • 廃墟のような温泉

    廃墟のような温泉

    そして今朝は三沢保養センターという温泉施設にやってきたぞ。ところが、何とも怪しい廃墟のような施設。先客がいなかったら廃業していると思って帰ってしまうところだった。中に入ると入浴券は自動券売機で購入。プラスチック製の札のタイプだった。脱衣所は歩くたびにミシミシと音をたてる。何だかすごい世界に入り込んでしまったぞ。

  • いにしえの温泉施設

    いにしえの温泉施設

    それにしても味がある。照明器具は錆びついているし、打たせ湯はパイプの根元から漏れて使えない。しかしとても雰囲気がいいしお湯もいい。温度もちょうどいい。かけ流し。いや、かなりレベル高いんですけど。こんないい施設、ボロいままにしておくのはもったいない。保養センターってことは市の予算とかってつくんじゃないの?

  • ドライブイン温泉

    ドライブイン温泉

    今日はとにかく寒い。寒いので続けて温泉だ。向かったのは三沢の港の近くにある「ドライブイン三陸」。ドライブインとあるけど、温泉と食堂しかないぞ。しかも田舎の小さな旅館のような素朴で粋な雰囲気がある。館内のロビーもまさに田舎の小さな旅館って感じで、雰囲気とか好きなタイプだ。

  • ゆったりと広い風呂

    ゆったりと広い風呂

    そして浴場もゆったりと広い。広いしガラス窓の外は庭木と杉林が見えるし、湯は滝になって注がれているし、こちらも雰囲気がいいぞ。さらにお湯も塩分を含む湯のようで、カランのシャワーもしょっぱい。お客さんもけっこう出入りが激しいようだし、すごく人気があるのがわかる感じだ。

  • 前が見えない

    前が見えない

    お風呂から出ると、これがまためちゃくちゃ激しく雨が降っている。玄関からクルマまでのほんのちょっとだけでけっこう濡れてしまうぐらいだ。こりゃ、まだまだ災害が広がる可能性はあるなぁ。道路の冠水とか通行止めになってしまうのは困るなぁ。

  • たっふり唐揚

    たっふり唐揚

    さて、昼飯をどこで食べようかな。と、すぐ近くに「はまなす食堂」というのを見つけた。秘伝タレの唐揚と書かれているので入ってみた。小さな食堂で昼前なので客は誰もいない。唐揚定食を注文すると、すごいボリューム。唐揚八個とご飯大盛り。なるほど値段がちょいと高いと思ったらこういうことか。でも、意外とあっさりとしていてすごく美味い。

  • スーパーで買い物

    スーパーで買い物

    お腹も満たしたところで、スーパーで買い物。スーパーに行くときは満腹の状態で行かないとあれもこれもと爆買いしてしまうので注意。そんなわけで飲料やつまみなどを買い、ついでに買ったのが定番のもの。焼肉のたれとリンゴジュース。まぁ、この類は今やどこでも帰るけどね。やはりご当地は安い。

  • 寒いので温泉へ

    寒いので温泉へ

    それにしても今日は寒い。雨で濡れたままスーパーで買い物をしていたら超、体が冷えてきた。とにかく寒いので近くの温泉に行くことにした。米軍基地の目の前にある「スパハウスかわむら」という施設。黄色い壁でなんだか妙に派手というかポップな温泉施設だぞ。楽しそうな温泉だなぁ。

  • シンプルな温泉銭湯

    シンプルな温泉銭湯

    ところが、中に入ってみると意外にも和風というか、普通の温泉の銭湯っていった感じ。米軍が近いので英語で注意が書かれているのも面白い。ここはお湯がめちゃくちゃ豊富なのかかけ流しで床が洪水状態。しかもツルツルの湯で、すごく温まる湯だ。ふぅ〜、生き返る感じ。気持ちよすぎだ。

  • ほたて供養塔

    ほたて供養塔

    三沢から浅虫の方までやってきた。途中、七戸あたりで洪水になりかけている川があったりしたけど、なんとかこちら側までやってこれた。野辺地辺りからは海岸沿いを走るけど、ホタテ漁が盛んなようだ。すると「ほたて広場」というのを発見。立ち寄ってみると「ほたて供養塔」と書かれた石碑。あと、ホタテ直売があったけど、完売とのことだった。

  • 願掛け

    願掛け

    「ほたて広場」というぐらいなので、奥には広場があった。すると広場の片隅に「青森はたて貝祈願掛け所」という小屋があった。中にはホタテの貝殻を絵馬のように願い事を書いて願掛けをするところになっていた。無数のホタテの貝殻が並んでいて、お願い事が書かれた貝がいっぱいだ。

  • フルーツいっぱい

    フルーツいっぱい

    道の駅「浅虫温泉」に立ち寄ると、直売所がけっこう人気だった。ついつい美味そうなものがいっぱいあるので買ってしまう。今日は桃とリンゴを買ってしまった。桃は先日も買ったばかりだけど、美味いからいいよね。リンゴは「夏みどり」。けっこうハマっているやつなんだけど、うむ?ちょっとスカっているなぁ。

  • 港で休憩

    港で休憩

    とにかく雨がちっとも止まないので観光も何もできない。散歩したりとかしたいのにできないので体がなまってきた。まぁ、時間はあるので海でも眺めようと港にやってきた。するとちょうど満潮を過ぎたばかりのようで、水位がめちゃくちゃ高かった。もう、ギリギリじゃんって感じ。

  • 今日も特製海鮮丼

    今日も特製海鮮丼

    ホタテの看板をいっぱい見ていたら、やはりホタテが食べたくなってきた。スーパーに行くとやはりホタテが安い。貝殻付きを買って焼いて食べたかったけど、雨が降っているので外で焼くわけにもいかず、結局刺身。そんなわけでご飯の上に刺身をのっけて、今日も特製(手抜き)の海鮮丼だ。

  • ゆーぽっぽ

    ゆーぽっぽ

    海岸でしばらく佇んでいると、段々と暗くなってきた。やばい、このままだと寝てしまう。というわけで温泉にやってきた。ここは東青森駅の近くにある「つくだ温泉ゆーぽっぽ」。やたらとファンシーというか垢抜けた雰囲気。最初はからあげ屋かと思ったよ。でも、普通の温泉銭湯のようだ。

  • なかなか個性的な湯

    なかなか個性的な湯

    住宅街や駅の近くの温泉だけあってファミリー層が多いのかな。「こども風呂」という浅くてぬるい湯舟があって、子供たちが楽しそうにはしゃいでいた。いいねぇ、元気だ。ここはお湯がけっこう個性的。浴後にしっとりとする感じの湯だ。露天も優雅でのんびりとできた。そんなわけで本日も雨が止まないまま、一日が終わった。