7 Nov. 2000

11月7日(火)

2000/11/07

打たせ気分でRock' n' roll

天気 晴れ
気分・体調 飲みすぎたぁ〜
所在地 島根県浜田市原井町
移動距離 216km
行動範囲地図
  • 濃厚な木部谷温泉

    濃厚な木部谷温泉

    今日は昨日のリベンジというわけで、まずは木部谷温泉の松乃湯に行きました。真っ赤な湯はなんといっても気分がいいねぇ。ここは小さな浴場だけれどもなかなかゆっくりとできてよかった。それから、湯舟の左右にバルブがあって、ぬるくしたい場合は新しい泉水を入れて、熱くしたい場合は蒸気で加熱するという自分の好みの温度に調節できるという優れもの。はじめ熱くしたあと、徐々にぬるくしていって長湯を楽しんでしまいました。

  • みろく温泉

    みろく温泉

    続きましては、こちらも昨日のリベンジで六日市町のみろく温泉。小さい施設で、浴槽も小さいけれども、とってもアットホームなところで気に入りました。湯そのものはそれほどインパクトのあるものではないけれども、雰囲気とかが大事にされているなって感じでよし。この辺で一番古い温泉なんだそうで(とはいっても数10年程度)、地元の方もここが一番気に入っているみたいでした。それにしても六日市町って小さい町のわりになんでも揃っていてすごいところです。

  • 歴史のある湯の山温泉

    歴史のある湯の山温泉

    千年以上の歴史があるという古〜い温泉の湯の山温泉にやってきました。ここは広島藩主の浅野公が愛用したというところだということで、いろいろと史跡とかも残っていて面白いところ。さて、打たせ湯で有名な湯の山温泉館に行くことにしました。近くにクアハウスもあることから、こちらはちょっと湯治場的雰囲気で素朴さが感じられました。脱衣所では明治時代の温泉分析表とかあったりして面白い。浴室も素朴な造りで、さっそく露天のうたせ湯に挑戦。豪快に浴びるぞーって感じで打たれた瞬間にびっくり。つ、冷たい。湯ではなく水でした。でも水よりは少しぬるいようなので湯なのかな? 常連さんが言うには、夏場はいいけどこの時期から辛くなるなぁとのこと。山の冷たい空気と重なってけっこう寒い。しばらくこらえながら打たれた後に内湯で温まるのでした。これがまたホントよく温まるようで、いつまでも体がポカポカしてました。

  • 温泉湯治場跡

    温泉湯治場跡

    湯の山温泉館のすぐ上にある温泉湯治場跡。鍵がかかっていて中に入ることはできないけど、しっかりとした造りで今もなお残っているというのがすごいね。寛延三年(1750)に浅野吉長公が建てた湯殿ということで国の重要有形民俗文化財に指定されているとのこと。

  • ほどよく甘く美味しい草餅

    ほどよく甘く美味しい草餅

    湯の山温泉館で売っていた草餅。これがまたけっこう大きくてうまい。思わず2個に買ってしまったけどペロリと食べてしまいました。とうぜんお腹いっぱいというわけなんですが、まだ食べたいなぁと感じさせるうまさ。うまいというよりは素朴な感じといったほうがいいかな。とくに名物なのかどうかは知らないけど、見た目がうまそうだったので買ってしまったのですが、見た目どおりのうまさでした。

  • 湯来温泉の紅葉

    湯来温泉の紅葉

    今度はすぐ近くにある湯来温泉に来ました。もうすっかり秋というか、そういえば今日は立冬ではないですか、今日から暦の上では冬なんですねぇ。そのわりには日中も20度以上あってとっても温かい陽気でした。そこでとっても綺麗な紅葉を発見して写真にとってはみたんだけど、やっぱり写真になるとダメだね。でも雰囲気だけでも伝わればと思います。

  • 湯来温泉の露天風呂

    湯来温泉の露天風呂

    ここは湯来温泉の露天風呂。ここもかなり歴史の古い温泉なんですが、期待して行ってみたのですが、湯舟は空でした。入口には午後3時からと書いてあったのですが、もう4時。中に入ってみたけど、ぬるい(冷たい?)湯が書け流されているだけで、湯舟には蜘蛛の巣まで張ってある始末。夏場限定なのかなぁというわけで、入湯は諦めたのでした。

  • シャチホコだらけだぞ

    シャチホコだらけだぞ

    この辺でずっと気になっていたのが民家の屋根にあるシャチホコ。なかなかシャチホコなんてめったに見ないものですから、珍しいなぁなんて思っていたら。どこもかしこもみ〜んなシャチホコがついている。100%ってわけではないけど、けっこうな確立でシャチホコなんです。なんかかっこいいというか、立派だよね。さすがに金ってことはなかったけど、シャチホコだらけなのでびっくりしました。

  • 廃校を利用した田原温泉

    廃校を利用した田原温泉

    そして今度は田原温泉です。廃校になった小学校を改装して作られたという田原温泉は見た目はけっこう新しいですが、どことなく雰囲気があって面白いなと感じさせるところ。温泉の他にも宿泊施設だったり、レストランだってり、カラオケルームだったりと多目的に利用されているみたい。かなりモダンなつくりでした。名前もまた田原温泉5000年風呂というユニークなもので、実は名前に釣られて入ったのでした。浴室は狭いながらも様々な種類の湯舟があって、いろんな楽しみができる。湯は単純放射能泉ということもあって特徴はあまり感じなく、露天風呂なんかデパートの屋上の金魚の水槽みたいでびっくり。

  • 体育館は休憩室

    体育館は休憩室

    なんだかんだいいながらも、2時間もいてしまったのですが、ここの休憩室がなんともたまらない。昔の体育館なのか講堂なのか、そのままの造りなのがものすごく郷愁をさそうというか、懐かしい感じ。畳がひいてあって、テーブルが並んでいるだけの素朴な休憩室で、壁には校歌まであった。思わず自分の小学校時代を思い出してしまい、あの頃はよかったなぁなんて思ったりもしたりして。そんなこんなで今日は締めくくることにします。